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アニメ好きサラリーマン、南極に巡礼してきた

アニメ好きサラリーマン、南極に巡礼してきた』は、「よりもい」こと「宇宙よりも遠い場所」好きが高じて南極ツアーに参加された、ろじっくぱらだいすのワタナベ氏が書いた旅行記。ちなみに自分は過去2回(1999〜2000年と2003〜2004年)Quark Expeditions社のツアーで南極に行ったことがあって、それは野生のペンギン見たさだったり他の惑星に来たかのような景色に魅了されたからであり、なんなら今後も行ければ行きたいと思っていますが、不思議と「よりもい」はまだ見てません。

クルーズには医者が同行しますが、船上では対応できない、どうにもならない症状の場合は、航空機による輸送・治療が行われるそうです。その費用たるや、数千万円から数億円になることもあるらしく。つまり、「限度額がない、無制限の治療・救援費用」をカバーする保険に入っておくことが推奨されます。

ああ、そういえばそんなこともあったっけ、くらいに記憶が薄れているのですけど。確かに、自分が病気やなんかにならなくても、何かのきっかけに船が沈没したりするとエライ目に遭うのが南極ツアー。何せ救援がくるまで時間がかかるしお金もかかる。なので保険は大事ですね......そしてそれ以上に日頃からの体調管理が超重要。その点は、宇宙への旅立ちを控えた宇宙飛行士が抱くのと近い感覚かもしれません。

意外だったのが、単独参加の人の多さ。感覚的には2割〜3割は単独参加でした。

確かに多かったですね、単独行のバックパッカー。地球を一周してきて最後の目的地に南極を選んだとか、7大陸を制覇するその最後の大陸に、という人もいたっけ? もう昔のことだから、やっぱりよく覚えてない。ちなみに自分も1回目は独身時代に参加したので単独参加だったけど、もともと孤独が好きなほうだから全然苦にならなかったな。

すげー!!なんだこれ!?すさまじい非現実感!異世界から迷い込んだような存在感!すごーい!すごーい!!

上記は初めて生で氷山を目の当たりにした時の記述なのだけど、わかりますわかります。本当にこれ。すごいとしか言いようがない光景が広がって、急速に語彙が以下略。

南極観光とは、海況、天気、上陸地など、毎日壮大なガチャを引き続ける旅なのです......!まったく課金のし甲斐があるぜ!みんな!いまのうちに善行を積んでおこうな!

自分は2回目より1回目の時の方が比較的天候がよく、本当に天気ばっかりは運だよなって思いましたね。それと同時に、臨機応変にツアー日程を組み替え、旅行客の期待値を少しでも下げまいとする企業努力には恐れ入りました。まぁそれに見合う金額は払ってるわけなんですけど。

昔は穴を掘ってお湯を溜めて温泉を作っていたそうですが、いまは環境保全のため穴掘りが禁止されているとのこと。

上記はデセプション島について記したくだりなんですが、びっくり。いつの間に禁止されていたんだ......自分は1回目はパスしたけど2回目の時にちゃんと水着に着替えて温泉に入りました。まぁ気温は低いから本当に少し浸かったくらいで、速攻出てホットワインか何かを飲んだ記憶があります。

いやーしかし、久々に懐かしい地名の数々や写真を目にして満足。ぜひまたいずれ、足を運びたいものです。

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