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ESG入門

少し前に読了した『ESG入門』、投資のことに疎すぎて知らない専門用語が出てくるたびつっかえてしまって、自分には入門書という位置づけにはあまり映らず残念。そもそもアムンディという会社について存じ上げなかったので......。

企業の活動をとらえるためのフレームワークを、国際統合報告協議会(IIRC)は「6つの資本」で整理しました。

その6つとは財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会関係資本、自然資本。ここはまずしっかり押さえたうえであれば自然資本を毀損することに無頓着でいることで企業の社会・関係資本を損ねる時代とかいずれかの資本を毀損することは、企業活動の持続に大きな制約を与えるのは理解しやすい。

世界経済の構造が変化する中で、我々は2つの大きな課題に直面しています。不公平な世代間負担と現世代での経済格差の問題です。

前者はタテ軸=垂直方向、後者をヨコ軸=水平方向、のように捉えると、わかりやすいのかもしれない。あるいは前者を時間的、後者を空間的なラベルで類別できるかも。いずれについても、どのあたりに線引きしたうえで対応を考えるか、そこのところの認識合わせが苦しい印象。

ESGの本当のインパクトは、それが、国の経済のあり方を変える可能性があるところです。

そして経済は政治と密接に関連しているわけだから、ESGを通じて政治を変えることもできる......となれば、ちょっと面白いというか未来に期待が持てそうな気がします。目下、ロシアのウクライナ侵攻に対し各国が経済制裁を発動してるけど、その影響の成り行きにも注目したい。

これまでの分析では、ESG評価と株式リターンはまだ弱い関係にとどまっています。ただし、日本でもより多くの市場参加者がESG情報を投資判断に反映させている昨今を考えると、直近データで見た場合には、より明確になっているものと期待されます。

うーんちょっと意外だったのですが、まだまだこれからって感じなんですね。

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