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50歳から必ずやっておくべき10のこと

タイトルに年齢を含めた自己啓発本で最近読んだのが『50歳から必ずやっておくべき10のこと』。自分はまだ50前ですが、50になってから読むと手遅れ的なものを感じるので、この手の本は実年齢より前倒しで読むのが吉と勝手に思っています。なお本書は、月刊誌『THE21』で過去に掲載された記事からのベストセレクションなのだそう。

人生100年時代においては、単純に考えれば『60歳=折り返し』です。社会人の人生として、50代はまだ前半戦です。

上記は出口治明氏の言葉ですが、実におそろしい。別に現生を悲観してるわけではないのですが、あまりこう長生きしたいという願望が自分にはないので、余計にそう感じます。生き続ける限り、楽しいと感じることもまぁありますけど、辛いことも当然あるんでね。

良いことがあったら機嫌が良く、気に入らないことがあったら機嫌が悪くなるといった感情の起伏を脱して、常に意味もなく上機嫌でいる。

機嫌の大切さは数年前から認識しているし、機嫌を良くするように努力しているつもりではいるけれど、年々そのハードルの高さを痛感します。会社でも、家の中でもって取り組んでいると、一体どこでどう帳尻を合わせるというかバランスを取ればいいのか、わからなくなる時があって。しかし意味もなく上機嫌 てのは素敵なフレーズ。

昨今、職場で存在感の薄れた年長者を「妖精さん」と揶揄する風潮がありますが、言わせておけばいいのです。責任から解放されたのなら、無用な「責任感」も手放し、マイペースに構えましょう。

え、そうなの(笑)。妖精さんとは初耳です。自分もどこかでそう呼ばれてたりして......。

50歳から始めれば、60歳で定年を迎えるまでに、会社の仕事に代わるものを確立できます。「『定年後』は50歳から始まっている」と考えて動き出すべきです。

確かに。10年もあれば何かしら、従来とは異なる軸なりスキルを確立できそうではあります。定年後に向けた取り組みというつもりではなかったけれど、一昨年から通っている大学院での学び直しというのも、その一助になると信じたいな。50代に突入したらしたで、新たな(全く別個の)領域の学び直しを検討しても良いかも。

彼は、経営が傾いた問屋の養子になって経営を立て直しました。これが第1の人生です。その後、49歳になると、家督を長男に譲り、夢だった測量学を学び始めます。

上記の「彼」とは、江戸時代に日本地図を作成したことで知られる伊能忠敬氏のこと。これは知らなかった......何とも勇気づけられる?エピソードでした。

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