ストレスゼロの生き方
著
最近でこそサウナの素晴らしさを知ってしまい、高い山に登らない秋〜春のあいだでもストレスに悩まされることは減ってきているのですが、それでもまぁゼロにできるものならしてみたいよね、ということで読んだのが『ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣』。
何をしたって、何もしなくたって絶対にこの世のだれかには嫌われるんだから、もう「だれにも嫌われない」なんていう無理ゲーはやめよう
誰にも嫌われたくないとまでは思っていないけれど、正直、嫌われないに越したことはない、とは思っていました。でも言われてみれば確かに、何もしなくても容姿だとか生理的に?自分を嫌う人の存在って否定できない。ある意味では、諦めの境地とでも言うべきか......でもそう悟ってしまえば、ちょっと気が楽になる感じもしました。
「時間がない」は「やる気と覚悟がない」の言い換えだよ。自分を騙すな。結局、優先順位をつけてるのはあなた自身なんだ。時間を言い訳にしている限り、あなたは何も始められない。
実に耳が痛いし、「あっハイ」としか返しようが無いです。それでも若い頃から比べたら、「時間がない」と発言したり書き込んだりする頻度はだいぶ減ってるはずなんですけどね。いちおう「時間がない」というのは最高にダサい言い訳との自覚はあるので。まぁでも今までやる気は意識していたけど覚悟はあまり意識してなかったなーと反省。
どうしても許すことができないなら無理して許してやる必要はない。だが、せめて忘れろ。自分のために忘れろ。
簡単に忘れられるならそんな楽なことはないけれど、なんで許しがたい相手なり事件ほどいつまで経っても覚えてるんでしょうね。殊更、自分が根に持つタイプではないと思いたいけれど......難しい。どうすれば早く上手に忘れられるか教えていただきたいものですが、そういうテクニックまでは書かれてなかったです。
世の中には良い人と悪い人なんて存在しない。存在するのは利害関係が一致する人と、利害関係が相反する人だけだ。
そう認識したことがなかった、というのもあるけれど、純粋に面白いなと思いました。一致するか相反するかは、同じ相手であっても時間の経過とともに変化するものでもあると思うので、余計に面白い。あとその論でいくと、性善説なんかも関係なくなるっていうか意味なくなる気が。
大事なのは何度失敗しても絶対に成功させてやるという意思であって、1回の挑戦で必ず成功させてやるという意思ではない
いやーこれは昔の自分に何度となく繰り返し聞かせてやりたいフレーズ。別に失敗恐怖症ってわけでもなかったけれど、ちょっとした失敗でも割と深刻に落ち込んだりクヨクヨするほうだったから。今?はそうでもないです、歳食ったぶんプライドとかそういうの大して気にしなくなれた部分があるから。1回で成功すると思っているなんて挑戦を舐めすぎだ
ともあって、なるほどなーと。