人生は「2周目」からがおもしろい
著
齋藤孝氏の著書、『人生は「2周目」からがおもしろい』を読みました。過去にも氏の著作は読んでいるけれど、しっくり来なかったかな......年を追うごとに著者の感覚と乖離してきているような気がしなくもない。ま、そういうことも起こり得ますわな。
他者からの評価一辺倒ではなく、1周目で経験を積んで養ってきた客観的な評価眼を生かして、仕事ややりたいことを見直せるようになる
本当に、そうなれたら嬉しいし有難いけれど、今のところ正直あまり自信も見通しもないです。とはいえ2周目に突入するまでもう4年を切っているのでそろそろ焦らないと。突入した瞬間に可能になるわけでは当然なくて、徐々に時間をかけてそうなっていくものだと思うので......。
45歳を過ぎたあたりから、頭も心も硬化しはじめます
あーとっくに45過ぎてるわー多分硬化し始めてるわー。20代の頃に読んだ自己啓発書で似たようなくだりを目にした気がするけど、いよいよ自分が当てはまる年代になってしまったんだなぁ。なんともいえない哀しみを覚えつつ、同時によくここまで生き抜いてこれたよねという自画自賛や感動もあって、複雑。
日本の作家であれば竹内薫さんの『ゼロから学ぶ物理の1、2、3』『ゼロから学ぶ量子力学』は初心者には最適な入門書
2周目で学び直すなら宇宙生物学と物理学に決めているので、ここは参考になりました。ただアマゾンで双方のカスタマーレビューを読むと、微妙だな......結局は高校の数学から手をつけないといけなさそう。まぁ時間さえ手に入れられたら、やりますけど。しかし驚いたのは物理などは、私たちが学生だった1970年代は、おそらく普通高校の9割の人が履修していました。ところがいまや1割台だそう
というのは驚き。端的に言ってやばい。