『ガンダムNT』パッケージ版特別上映
著
5月24日の覚え書き。定時退社して、新宿ピカデリーに『ガンダムNT』パッケージ版の特別上映を見に行ってきました。事前情報として、既にライブ配信をご覧になった同僚から「作画はそれほど変わっていない、マーサの顔はひどいままだった!」的なことを教わったうえでの鑑賞でした。その方は、昨年から公開されている冒頭23分の動画と並べて比較しながら視聴してそうおっしゃっていたのですけど、劇場でパッケージ版単体を見ただけでは、流石に違いはわからなかったですね全然。
まぁそれはそれとして、2度目の鑑賞そのものには来て良かったと思いました。初見の時はやたらオカルトなところが目についてしまって、細かいところに意識が向かなかったのです。今回はあらかじめ「そういうもの」と認識したうえでじっくり人物とかメカを見れたので......特にラスト近くの戦闘シーンね。半壊状態のNTがいかにファーストのラストシューティングを彷彿させるよう描かれていたかとか、あまり気付けてなかったわ。
本作でニュータイプ論が死生観とすっかり同義な印象になってしまっているのだけど、生まれ変わり、輪廻というものの実在を自分は信じていない。ただ信じることで少し気が楽になるというか、死をさほど恐れなくてもよくなるかもしれない、というのは理解できるから、もう少し歳をとったら信じたくなるのかなぁ、なんてね。