第37回 W3C CSS Module 仕様書もくもく会@東京
著
1月24日の覚え書き。2019年最初の回でしたが、第37回 W3C CSS Module 仕様書もくもく会@東京に参加をしました。お題はCSS Box Model Module Level 3 (日本語訳)、なんと文章量が少なくて1時間とかからずに読み終えてしまいました!!自分が参加した回の中では史上最速です。まぁモジュール化された仕様であるからして、そういうこともありますわな。以下は読点が、
と,
で揺れている以外の気づきとか:
spacing
の訳としてカタカナ表記のアキ
を使っていたのが新鮮。敢えて日本語の「余白」を避けているのであれば理由を聞いてみたい気が。- 目次に
ページに相対的な(物理的)マージンプロパティ
、ページに相対的な(物理的)パディングプロパティ
とあり、物理的でないものって何?って一瞬なったけど、論理的の方ね。 - margin-trim、初耳でやばい。
文書木
という訳について。原文にはdocument tree
とあるのだけど、これはいわゆるDOMツリーとは別物の意味で使われている言葉なのだろうか。ボックス木
という訳について。原文はset of boxes
だから、殊更に木という意味はないはず(ボックス集合、くらいか)。ただ、直後の注記にbox tree
とあって、そちらと意図的に整合させたかもしれない。パディング帯
という訳について。以後の訳に合わせるならパディング区画
という訳語に揃えた方が通りは良さそうだけど、果たして。連接
という訳語、初めて目にしたかも。比較的よく目にする「隣接」とどう違うのか、ちょっとイメージ湧かず。断片化分断
、「断」の字が1単語に2度も出てきて強そう(原文はa fragmentation break
)。同胞どうしの合間にはよく欲される
......うーむ。ここは原文のdesired between siblings, but not at the start/end of the container
を読んだ方がまだわかりやすい。
でまぁとにかくコンテナ辺におけるマージン
であるところのmargin-trimプロパティの目的というかユースケースが全く視覚的にイメージできなくて困りました。図示してくれれば良いものを、テキストだけなんですもの。とりあえずググってMDNに希望を託すも、margin-trim | MDNには画像も無いしそもそも日本語訳が無いじゃないですか。で、最終的にはCascading Style Sheets (CSS) Working Group Teleconferenceのgap properties for block layoutを起点に