宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇
著
11月9日の覚え書き。息子は週末に見に行くというので、新宿ピカデリーにて一人、22時上映開始の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇』を見てきました。まだ公開1週目だったからか、スクリーンの大きめなシアター1だったのは有り難かったし、時間帯のおかげか両隣が空席で、ゆったりした気分で見れたのも良かったです。金曜深夜だけに精神的にクタクタで、エンドロールの頃には若干、意識が朦朧としていたけれどw
感想としては、アンドロメダ級の戦艦が妙に格好良かったなーというのが一番。艦橋上部をスパッと切り取られてなお健在っていう演出は微妙に笑うしかなかったけれど、山南が一人で操艦する事になる「前衛武装宇宙艦 ZZZ-0001 アンドロメダ改」は、ある意味とても2202らしいというか、過去のヤマト作品には無かったカラーリングが新鮮でした。バンダイさんがアンドロメダ改のプラモを出してくれたら買ってしまうかもだけど、流石に既存のアンドロメダのキットをツートンカラーの色分け済みで出し直すのは難しいか?
ストーリーについては、だいぶごちゃごちゃしてきてしまった印象。いやまぁ疲れたアタマでは理解が追いつかない程度に展開のスピードが速かったということかもしれないけど、副題が「愛の戦士たち」なのだから、もっとシンプルに「愛」を中心に据えたストーリーにできなかったものかと。人工知能 vs. 人間だとか、生命倫理的なトピックとか、いろいろ盛り込まれすぎた結果として何が何やら......という感じ。それら一つ一つも丁寧に追えば「愛」に帰結するかもしれんけど、もろもろをどう回収しまとめるかは、来年3月1日公開の第七章を待ちたい。