世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと
著
人生の折り返し地点を過ぎれば、自分が大富豪になれないことぐらい理解しているつもりだけれど、『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』という本を昨年11月に買って読んだまま覚え書きしていなかったので、マーカーを引いたところだけ読み直しました。大富豪になる、というより人生で成功するためにはどう考え行動すべきか、みたいな内容でした。
幸せな成功者になるということは、「お金」「時間」「健康」「人間関係」の、4つのことから自由になるということ
なるほど考えてみれば確かに、4項目のいずれかにでも縛られていては、成功は覚束ないというのは想像に難くない。と同時に、これら4項目の全てに満ち足りた状態を作るのは、相当ハードルが高く映ります。優先順位をつけられるものではないだろうけど、自分としては4項目の中でまず健康を重視したい、何事も健康な身体があってこそだと思うので。そこから時間、人間関係の順にバランスを取り、最終的にお金につながればラッキーくらいの感じ。
幸せな成功者たちには、"自分が歳をとったから"という感覚はありません。つねに現役であるがゆえ、興味をもったことや新しいことに、すぐにチャレンジする
思い立ったら吉日みたいな動き方、歳を追うごとに難しくなってきている実感はあるので、とても耳が痛い。若い時より集中力が落ちているせいか、同じ1時間でもできること......行動量なりアウトプット、読書量にしたって確実に落ちている。ただまぁそういう身体面での老化現象は認めざるを得ないにせよ、もうちょっと精神面では抗ってもいいんじゃないか、諦めが良すぎるのではと思う今日この頃。反省したい。
幸せな成功者と不幸な成功者の時間の使い方で決定的に違うのは、前者が「自分がコントロールできるものに時間を使う」のに対し、「自分がコントロールできないこと」に時間を使っているということ
上記は割と実践できているほうかな、いつからかニーバーの祈りの一節を生きるうえでのスローガンに掲げているので。自分がコントロールできないことを完全にゼロにすることはできないけれど、それに囚われ過ぎれば確実にストレスを溜めてしまう。なので、自分にコントロールできる範囲を見極めその範囲で精一杯努力できたらOKということにして、さっさと「次」に進んでいかないと時間の流れは待ってくれないから。
「忙しい」を口にする人々は、それを言い訳にして、やるべきことから逃げていることがほとんど
「忙しい」という言葉は意識的に発しないように注意しているつもりだけれど、無意識にそれに似たことを言ってしまっている気がするので、注意したい。