反応しない練習

2018年7月28日 著

昨年11月に買っていたらしい、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』から。

人が悩んでしまう理由の一つは、「判断しすぎる心」にあります。

確かに、自分勝手な決めつけや思い込みといった判断を繰り返し、結果として余計に気持ちが空回りしたり無駄に苦しんでいるような感覚は少なからずあります。それを無くせないまでも減らすことができれば、多少は気分的にラクに生きれるのだろうなと。

「こうでなければ」という、自分の人生や、相手への期待も、それだけならただの「判断」。それはアタマの中にしかそないしないから「妄想」です。

この判断なり妄想というのが、自分が割と感じることのある生きづらさ、窮屈さの類に繋がっているのかもしれない。もっと自由に発想し、もっと自由に生きれたらいいのにできない、というか選択的にしていない。そう考えると、いかに多くの思い込み、決めつけに強く自分自身が縛られていることか......そんな気がしてきます。

他にもいろいろ書いてある（マーカーを引いてた）けど、最終的には

今日をよく生きることだけ大切にしていれば、きっと「最高の納得」へたどり着けることでしょう。

これが最も大事なフレーズに思えたかな。今を、今日一日をより良く生き抜こうとする、それだけにまずは集中すること。別に納得することだけが人生の目標でもないけれど、未練とか後悔にまみれた死に際は、できれば遠慮したい。今日一日すら大事にできない、より良く過ごそうとしない人間が、この先どれだけ生きることになるか分からないにせよ、悪くない人生だったと思いながらこの世を去ることなんて、きっとできない。