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40代の自己啓発

齢40代も半ば、後3ヶ月と経たないうちにアラフィフとなる自分がこんな本を買って読むのは我ながら如何なものかと思いますが、書店店頭でパラパラめくったところ悪くない印象だったから勢いでKindle版を購入......して読了したら思いのほかためにならなかった『40代の自己啓発』について。その直球過ぎるタイトルに引っ張られすぎたかなぁ。まぁしかし久しぶりにこの手の自己啓発本を読んだことは反省していません(謎)。

これからの50年、60年を生き抜くために、40代をどう過ごすことが大切かという命題の答えを探し出すための参考書です。

人生100年時代、なんていう恐ろしいフレーズが本書に限らず巷に溢れている気がする今日この頃。そこまで自分が長生きできると思っていない(し、正直なところしたいとも思わない)ものの、現実問題として医学の発展によりそこまで生きながらえてしまう可能性がゼロではない。であればこそ、そういう未来を見越して今この40代をどう生きるか、は確かに重要かもしれません。

配偶者、子供たち、さらにはあなたを生んでくれた両親や配偶者のご両親。みんなの支えがあって、あなたは仕事に没頭できていることを忘れてはなりません。

このくだりは本当にそうだと思いました。ただ仕事に没頭できていると自信を持って言えるか?と尋ねられたら、ちょっと逡巡してしまう。自分の場合、仕事だけでなく、仕事を含め自分のやりたいことに割と邁進させてもらっており、結果として世のお父さんがたと比べ家族と過ごしている時間が圧倒的に少ない気がしていて......ともかく、家族には感謝してるつもり。

子供が、頼ってきたときには一生懸命やってあげる。それ以外は、子供に自由にやらせる。大きな人生の選択のときだけはアドバイスをするが、協力を求めない限り余計なお世話はしない。

これも、自分なりに意識しているつもりのことではある。なにせもう中学生ですから。どこまで自分で考え行動させて、その結果に対する責任を取らせるかという辺りのバランスには気をつけないといけないけど、やっぱり基本的には自由にやらせるべきかなと。今振り返ってみれば、自分自身がそういう関係を両親と築けていたと思うし。もちろん衝突することはゼロだったわけではなく、大小さまざまにありましたけどね。

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