第9回 社内マークアップ部

2018年2月9日 著

すっかり書きそびれているうちに、公式レポート記事が先に公開されてしまい、ますます書きにくくなってしまった感じだけれど一応。先月、1月17日に第9回となる社内マークアップ部に参加しました。今回のお題は業務を離れ、時期的に旬な「おみくじ」をマークアップするとしたら......というもの。一風変わったお題であるがゆえの新鮮さがありつつ、要素自体は多くないし、それほどブレないかなぁと思ったのですけど、蓋を開けてみれば結構チーム間に違いが出て面白かったです。

具体的にどう違ったか、は先述のレポート記事を見ていただければ分かるのですけど、ものすごく簡単にまとめると

• headerとかarticleといった要素を用いた構造化の有無
• 見出しの分け方（範囲、レベル）
• 運勢の詳細部分の扱い（ulかdlか）

の3点に集約されるのかなと。画像について、どれをimg要素としてマークアップし、どれは背景画像としてCSSで表示させる（マークアップはしない）か、という点については各チームとも共通していましたね。マスコットキャラクターはコンテンツの一部であるいっぽう、下の方にあるティーカップみたいな画像は、そもそも内容的におみくじとの相関が薄いことも手伝って、装飾であろうという仮定。

興味深かったのは、dl要素の直接の子要素としてdiv要素を置くのが割と一般化してきているという事実。4チーム中2チームが採用していましたし、チーム単位でなく個人単位でも普段、採用している人が若い方を中心に少なくありませんでした（これは総評の中でアンケートを取った結果）。自分の場合、キャリアの時間の大半が、それを是としない時代なので、意味もなく「これがニュータイプとオールドタイプの差か......」などと思ってしまったことよ。