Fw: 行動力基本動作10ケ条

2017年10月15日 著

とあるラーメン屋さんでトイレに入ったら、「行動力基本動作10ケ条」なる張り紙が目立つ場所に貼られていて、あとでじっくり読もうと思わずカメラで撮影。残念ながら、照明の写り込みがあって一部読めないところがあったにせよ、概ね内容は読み取れたので、書き起こしておきます：

1. ぐずぐずと始めるな、時間厳守。行動5分前には所定の場所で、仕事の準備と心の準備をして待機せよ。
2. 行動にあたっては、短期間に最高の成果をあげることを心に誓え。そして心の中に達成意欲がメラメラと燃えるまでは、決して行動に移ってはならない 。やってやるぞとひと声叫べ。
3. 指示を受けたら、大きな声でハイと返事をし、ただちにとりかかる事。いったん行動を開始した後は、猟犬の如く忠実に、狐の如く賢く、そして（以下判読不能）
4. はじめに結果の報告書を作成し、仕事の進行とともに空欄を埋めていけ。これを企画という。
5. 行うべき作業を列記し、項目に優先順位を記せ。
6. 行動は、敏速を旨とす。このためには動作はキビキビと、言語は簡潔明瞭にテキパキと進めよ。
7. 質問されたら全員即座に手を上げ、指名されたものは簡潔明瞭に応えること。分からない場合は分からない旨ハッキリ答えよ。
8. いかなる困難に直面しても、目的を放棄せず、時が深厚に及ぼうとも最後までやり遂げる不退転の強い意志を持て。
9. 行動の価値を決定するのは、所要時間と結果の良し悪しである。もっとも短い時間で最良の結果が得られるよう、常に手順・方法を工夫改善し、昨日より今日、今日より明日と、時間の短縮と成果の向上を図れ。
10. 行動は、命令者への結果報告により完了する。やりっぱなしは何もしないよりまだ悪い。報告及び事後処理を完璧にやれ。

判読不能だったところは、ググってヒットした行動力基本動作10か条 | 行動力.comによると「ライオンの如く勇猛に。」と続くらしい。同じページには管理者養成学校が行う社員教育、通称「地獄の訓練」コースの行動力を強化する全ての基本となる十訓という解説があるけれど、どちらがオリジナルなのか等はよくわかりません。

これといって内容に感心したわけではなく、強いていうなら今時、ブラック企業っぽく映ってしまいかねない内容を堂々と、お客が目にする場所に掲示しているのは何故だろう？　と、そこが気がかり。まぁ言うほどブラックっぽくないかもですが......内容自体はブラックではないにせよ、言い回しがいちいち引っかかる感じ。時が深厚に及ぼうともなんて表現、初めて目にしました。先に言及した行動力基本動作10か条 | 行動力.comでは「深更」という漢字が使われているのだけれど......。

ちなみに、いただいた鶏白湯は美味しかったし、接客も気持ち良いお店でした（が、19時閉店なのでなかなか足を運べないお店）。