ヘルパンギーナ
著
一週間ほど前から微妙に喉が痛かったのですが、食事や睡眠に気をつけて過ごしていた結果、それ以外の夏風邪の症状(発熱や頭痛など)が現れることなく、しかし喉の痛みは解消できずにいました。それが夏風邪特有の治りにくさなのか、それとも加齢の影響か、両方かわからないまま迎えた金曜(8月4日)の夜、一気に症状が悪化。喉の痛みが激しくなると同時に、測らずともわかるくらい高熱が出ました。
翌土曜日(8月5日)、起きた時点で体温は38.5度。なるべく早く診察を受けたかったのですが、開業の9時ちょうどに電話をかけた時点で無情にも「混み合ってますので12時に再度お電話ください」との連絡。気温が上昇してくる中、そのまま為す術もなく布団の上で唸りながら時間が過ぎるの待って、12時に電話をしてみれば今度は「今すぐ来れますか」って。そりゃまぁ1秒も早く処方された薬を飲んで楽になりたいから行きましたけど。で、診察の結果がヘルパンギーナ:
ヘルパンギーナ(英: Herpangina)は、コクサッキーウイルスの一種が原因となって起こるウイルス性疾患である。手足口病と同様、夏季を中心に乳児や幼児に流行する、いわゆる夏かぜの代表的疾患。
熱帯では一年中、温帯では夏と秋に流行する。日本では5〜9月頃にみられ、7月がピークとなる。例年、西から東へと推移する。感染者の年齢は5歳以下が9割以上で、1歳代がもっとも多い。
潜伏期は2〜4日程度で、初期症状として突然の高熱と咽頭痛がある。その後、咽頭粘膜が赤くなり、口腔に1〜5mmの小水疱が数個出現する。小水疱が破れて潰瘍になると痛む。熱は1〜3日間程度続き、粘膜疹はそれよりも長引く。
......はぁ、なんでまた40代も半ばのおっさんがその、感染者の年齢は5歳以下が9割以上
とかいうウイルス性疾患に罹患せにゃならんのですか......というのは未だに激しく謎ですけど、ひとまず対症療法のための薬をどっさりもらって飲み始め、ようやく症状が落ち着き始めました。頓服薬 is 神。そういうわけでこの土日、とても非生産的な週末を過ごせましたとさ。
ちなみに息子への感染が懸念されましたが、彼は土曜朝から塾の合宿で不在。既に自分の症状はピークを過ぎており、かつ彼が帰宅するのは水曜なので、おそらく大丈夫のはず。