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小谷美紗子 20周年記念弾き語りツアー2017「旱に雨」東京公演

6月23日の覚え書き。先週の仙台公演に引き続き......という感じで、小谷美紗子さんのデビュー20周年記念弾き語りツアー2017、「旱に雨」の東京公演に参加しました。会場はMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで、小谷さんのライブで過去に何度か来たことのある、お馴染みの場所。席は1階C列6番、ステージ向かってやや左寄りで、歌っている最中は小谷さんの背中を眺める感じの席。例によってこの会場は映画館のような、座り心地の良い座席がイイですね。今回は使わなかったけど、ドリンクホルダーも付いてるし。

セットリストは仙台公演と全く同じ。MCで語られた内容によると基本、過去のどのアルバムからも最低1曲ずつは歌うよう選んだみたい。もっとも、小谷さん的には過去20年間、ライブは短ければ短いほど良いというポリシーだそうで......もう少し聴きたい、というくらいで終わるのがちょうど良いとのこと(苦笑)。聴きに来てる側からすれば当然、もっと歌って欲しいという気持ちはあるけれど、歌う側からするとやっぱり、集中力とかエネルギーを相当使うことですしね。

MCといえば、仙台公演では語られなかったニュースとして、何やら10月16日?に小谷美紗子祭り的なイベントが企画進行中らしい。カレンダーを見ると月曜の夜なんだけど、記憶あってるかしら。弾き語りスタイルではなく、いろんなアーティストの方々とのコラボが聴けそうなんですが、果たしてどうなりますやら。しばらく耳にしていなかったので、そろそろまたトリオの演奏を聴きたいなぁとは思っていましたけども。

ともあれ、こうやって20周年が過ぎていくんだなぁ......懐かしの名曲の数々を聴きながらぼんやり考えていたのは、僕にとっての小谷さんて、不適切な喩えかもしれないけど一種の「戦友」だなって。小谷さんがデビューした当時僕は大学4年生、大学院に進学するでも就職するでもなく、周囲と比べ圧倒的に先の見えない未来に足を踏み入れたタイミングで。以来、留学、就職、転職、一人暮らしの開始、結婚、息子の誕生といったイベントがありつつ、ずっと小谷さんの(だけでは無いけど)歌を聴き続けてきた20年でした。

人は変わるもの。この20年の間で、確実に小谷さんの音楽は変わり続けて来たと思うし、僕の音楽の好みも変わり続けて来たはずなのに。きっと何か、うまく言語化できない何かに、惹かれ続けているのだろうな。これからもどうぞ、よろしくお願いします(謎

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