早く、社長になりなさい。

2017年4月4日 著

そういえば、こんなタイトルの本も昔読んでたんだなぁ......という感じで最近読み直したので、『早く、社長になりなさい。』について覚え書き。アマゾンの注文履歴によれば、購入したのは2015年6月28日のことだったようですが、確かその頃、スターバックスコーヒージャパン代表取締役などを歴任された岩田松雄氏の著書が、ちょっとしたマイブームだったような記憶があります。以下、マーカーを引いた中から数カ所ピックアップしつつ、思うところなど：

単なる英語やファイナンスなどのスキルだけを磨くのではなく、自分の人格を磨くことにぜひ意識を向けてほしい

......いきなり無理難題。まさに、言うは易く行うは難しの典型。たとえ意識を向けることができたとしても、具体的にどうすれば人格は磨かれるのか、この歳になってもなおよくわからないのが正直なところ。ただ、日常の中で精神的にしんどい場面というのは、得てしてそういう人格を磨くチャンスなのだろうと思うことにしていたり。

慢心と慣れを放置すれば、やがては、驕り、思い上がり、うぬぼれと、どんどん自己肥大を起こしていくようになります

謙虚さは、いついかなる時も忘れずにいたい。繰り返し、切実に、そう思います。そのためにはまず、感情的にならないこと、一時の感情に流されないこと。それがすごく大事なポイントだなぁと思いますね最近。

自分自身に「時間はもっとも貴重な資源」という意識が根づいているかどうかで、指導力にも大きな違いが生まれてくる

同僚であっても、いや同僚であればこそかな、まぁ相手が誰であれ時間を奪う・奪われる可能性に無頓着であってはいけないという感覚で持って根づいているかな......自分の場合。それでも、うっかりして社内ミーティングをすっぽかしそうになったり、その結果としてその集まりに遅刻しそうになることもあるけれど。反省。

人間を信頼することと、している仕事を信頼することは別

罪を悪んで人を悪まず、的な。大事だわ。

なんで本書を読み返したかって？　先日、BS1スペシャル「月へ、夢を～人類初の月面探査レースに挑む～」を見たとき、テロップで自分の肩書きに「IT企業 社長」とあって、改めて自分の今の立場というのに緊張しましてね......。