「世界一速い会社」の秘密
著
だいぶ前に読み終えていた本ですが、今年の個人的なテーマ(の一つ)が生産性の向上だったので、マーカーを引いたところだけ改めて、読み直してみたのが『「世界一速い会社」の秘密』。クロスエフェクトという、「試作」を専門にしている会社の社長さんがお書きになった本です。
業種・業界の違いからか、参考になるところ・ならないところ両方あれど、どちらかと言えば耳が痛くなるようなことが多く書いてあったので、多少はためにはなったのかなと。良薬は口に苦し。それと、自分は息子には割と口すっぱく時間を大切にするよう言っているんだけど、その正しさを再確認できたような。
仕事において時間や納期を意識し厳守することの重要性は、以下のフレーズからもビシビシ伝わってきました:
仕事が遅いのは、仕事を速くやる理由がないから
期限があるから、いい仕事ができる
速さを実現するプレッシャーは他者の目から生まれる
時間とは命そのもの
時間を好きなだけかけて満足するまでやれるのは、アマチュア、趣味の世界だけ
また、仕事における使命感、というテーマでも、なかなか印象的な考え方がありました:
速さを追求するうえで、私は何よりも「使命感」を持つことが大切
「使命」は「命を使う」と書きます
社長として、社員の命を預かり、人生の時間を使わせていただく立場
さらに言うなら、取引先の命も使わせてもらっている