中学受験の常識・非常識
著
少し前に『中学受験の常識・非常識』を読了。以前、模試の付き添いで訪れた学校で、息子が試験を受けているあいだに参加した講演会で、著者である樋口義人氏が紹介していたのがきっかけ。長らくほしい物リストに放り込んだままになっていたけど、ふと値段が378円に下がっていた時期があって、かつ全額Amazonポイントで賄えたから、2009年発売ゆえの内容的古さが心配ではあったけど、買っておいたんですね。今現在も、というか来年の受験に向け、有効なアドバイスかは微妙ですが、
受験番号は若い方が実は得
一月の受験校はできれば受かる学校と冒険校の二校を選んでおきたい
- (2月1〜3日について)
初日に合格を勝ち取ることができれば、二日目は安心して、偏差値のより高い学校を狙うことができます
先に早く入場しておくと、後から入ってくる生徒がなんとなく学力が低く見え、自分が勝てるような気分になるそう
他の生徒の妨害をしてくる子も時々います
午後受験は絶対に受けるべき
最後まで答えられるかどうかが問題なのではなくて、制限時間いっぱいまで一生懸命取り組んでいるかどうかが大切
入試の問題はだいたい九月までには作成しますから、秋までに起こった重大ニュースは、入試の時事問題に十分取り上げられる可能性があります
といった点が気になりました。果たして来年、息子はどのような受験結果を迎えるのか......楽しみであり、不安でもあります。中学受験を経験した(そして結果的に全敗して地元の公立中学に通った)当時とは、さまざまな部分で状況は変化していますから、僕自身の成功体験を彼に伝えることができないのは特に気にしてないし、むしろ僥倖とすら思っていますけど。まぁ親としてはどんな結果であれ、本人がそれなりの達成感・納得感とともに受け入れ可能な結果を迎えてほしい、とは思います。自分と違って先の長い、まだまだ挽回(謎)のチャンスなんていくらでもある年齢、ステージなわけですからね。