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小谷美紗子 弾き語りTOUR「MONSTER」東京公演

6月30日の覚え書き。定時退社して向かった先は、マウントレーニアホール 渋谷プレジャープレジャー。小谷美紗子さんの弾き語りTOUR「MONSTER」の最後を飾る、東京公演に行ってきました。座席は1階D列11番、つまり前から4列目の中央通路際で、仙台まで遠征した時と異なり歌っている時の表情がしっかり見える位置でした。映画館にあるような作りの座席は、幅広でフカフカだったのも良かったし、ドリンクホルダーが付いていたのも有難かったですね(この日のワンドリンクにはモヒートを注文)。

セットリストは仙台公演と変わらず。『街灯の下で』をスポットライトなしで歌い上げた後は、『MONSTER』に収録の10曲をそのままの順番かつMC抜きのぶっ通しで披露したという。仙台でも思ったことだけれど、過去に様々なアーティストのライブに足を運んできた中で、アルバムを完全に再現するようなツアーはこれが初めてだったように思います。それって実はすごく難しくて、なおかつ凄いことなんじゃないかと思う次第。『3月のこと』の後は『忘れ日和』『Rum&Ginjer』で一旦お開き......で、アンコールに『消えろ』(ツアーグッズのトートバックを肩にかけたままw)と『雨音呟く』。やっぱり『忘れ日和』の微妙にジャジーな感じは最高。歌っている最中、割とよくニコニコされていたのが印象的だったけれど、あの小柄な身体の一体どこからあんなパワフルな歌声が出てくるのだろう。

MCでは、これからも歌い続けてデビュー30周年、40周年を迎えられるように......なんて話が出て。確かに迎えて欲しいし記念ライブにも都度行きたいと思ったけれど、その頃には自分、もう50過ぎ、60過ぎのおじいさんですよ!!想像するだけで恐ろしい、恐ろしすぎる。小谷さんも『消えろ』みたいな激しい歌は歌えなくなってしまっているのではないかしら? しかし20周年をこんな素晴らしい弾き語りライブで共に祝えたというだけで本当に嬉しいし、ファン冥利に尽きました。20年前の学生当時、今の勤務先でアルバイトしていた時に盛んに東京FMから流れていた『嘆きの雪』から、全ては始まったんだよなぁ(しみじみ

最後、鳴り止まない拍手に再びひょっこり現れて、他の公演と公平にしないといけないからダブルアンコールはなし!って言って去っていった小谷さん。またの弾き語りの機会を、楽しみにしています!!

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