次世代Webカンファレンス『accessibility』
著
次世代Webカンファレンスのaccessibilityのセッションを、YouTubeのライブ配信で視聴しました。もともと千葉の実家に帰省を予定していたので、会場での参加というのはハナから申し込んでいなかったのですけど(抽選制だったから申し込んでも確実に参加できる保証はなかったけど)、助かりました。運営の皆様、本当にありがとうございます。録画もじきに公開されるかしら?
登壇されたのはヤスヒサさん、太田さん、それに神崎先生。いずれもかなり初期からWebに携わってこられた面々であり、しかし他のイベントでは過去になかった顔合わせで、非常に豪華。個人的にはもっと神崎先生にメタデータの切り口からご発言いただきたかったけれど、概ね楽しめました。しかし仮にビブリオスタイルの村上さんも加わって、Webと融合し始めた電子書籍って切り口からアクセシビリティを掘り下げたら、なお面白かったかも。
セッション終了直後に関連するつぶやきがまとめられ(平等とは何か? 次世代Webカンファレンス『accessibility』)、そのスピード感には驚かされたのですけど、これ割と機械的にまとめてるんですかね? 時間を置いてなつこうさんのつぶやきに言及したところ、それがつらくてたのしい 次世代Webカンファレンス『js_next』の方にまとめられてしまってつらい。そもそもハッシュタグは会場ではなくセッション内容に紐付けるべきだったのでは?
時間中に自分がつぶやいた内容と重複するけど視覚系と非視覚系、双方のUAをカバーして情報伝達なりコミュニケーションを実現する、あるいは人間可読性と機械可読性の両方をしっかり担保し続けるのって、難しかったり辛かったりもする。けれども、それこそはWebデザインの面白さであり、醍醐味であり、Webがこれまで発展してきた最大の理由であり、またWebがこれからも人類の役に立ち続ける可能性でもあると思っていて。目に見える成果なり短期的な(言わば「現世での」)ご利益はもちろん大事だけど、それ以外のアクセシビリティ的価値というのを上手にバランス良く啓発していきたいものだなぁ(しかし自分はまだそこまで至っていない)、というのが一番の感想。