国立歴史民俗博物館
著
10月17日の覚え書き。月に一度の息子を連れて実家に帰る日に、千葉駅で両親と合流したのち向かった先は、国立歴史民俗博物館。母が以前から息子を連れて行きたがっていた場所のひとつで、その念願? がようやく叶った格好。僕自身、子どもの頃に一度だけ家族で訪れたことはあったけれど、建物の入り口くらいしか記憶に残っていなかった博物館です。
博物館には直接向かわず、その前に甚兵衛そばで昼食を取ったり宗吾霊堂を散策したため、着いたのは14時頃。そしていざ博物館に入ってみれば、広い広い!さすがは国立の博物館、時間切れのため最後のほうの第5〜第6展示室についてはほとんど歩いて通るだけ、みたいになってしまいました。
過去の記憶からすると、大して興味を惹かれなかったような印象だったのだけれど、歳を取って視点が多少変化したからか、展示内容もなかなか興味深かったです。とりわけ、第4展示室の尾形家住宅はかつては年に何度か訪れていた母がたの祖父母の家のつくりが思い出され、また第6展示室の日本住宅公団団地実物大再現は、雰囲気がどことなく小学生時代に住んでいた家のそれと似ていて、懐かしかったです。
よく作ったなぁ......とため息が出るような巨大なジオラマが多数あり、模型好きの視点でも楽しめた博物館でした。今度は一人で訪れ、見たいところはじっくり時間をかけて見るようにしたいなぁと。場所が場所だけに、そう気安くは来れない感じだけれど、京成佐倉駅からなら徒歩15分らしい(JRの佐倉駅からは遠い)。