144th 開成祭
著
9月19日の覚え書き。家族総出で開成祭に行ってきました。開成学園といえば例年、多数の東大合格者を誇る名門中の名門。別に息子の志望校というわけでもないのですが、僕自身が中学受験に苦しんでいた当時から噂はかねがね聞いて(聞かされて?)いた学校だけに、どんな環境か興味は持っていました。いま住んでいる場所からは比較的近くに位置していたので(山手線で一駅)、ちょっくら覗いてみようと。男子校の学園祭ではあるけれど、将来のエリートを一目見てやろうという魂胆があるのか無いのか、JC・JKも多く目にしました。印象に残った参加団体はというと
- 天文気象部
- ものすごい人だかりで部屋に入るのは断念。しかし外に展示してあった、星座の電光掲示はなかなか力作だったと思います。
- 鉄研の車窓から 2015(鉄道研究部)
- 鉄道模型の運転体験を主に小さな子供向けに?提供してました。線路やなんかのメンテナンスと並行しての展示はなかなか大変そう。
- 山岳部 〜mountain boys〜
- 山行記録や装備の掲示がありました。大菩薩嶺とか尾瀬は僕も今年歩いた場所だったので、一方的に親近感を抱いたなど。
- 折り紙研究部
- かなりの大きさの作品も展示してあったりして、地味ながらも面白かったです。紙を切らずに折るだけで......と考えると、事前に何をどう考えて作るものか、聞けばよかったと後悔。
- 美術部
- 似顔絵を部員の方に描いていただける、というのが大人気。息子も描いてもらいました。結果はというと......うーん、特徴は掴んでいるかな?
- 写真部
- 掲示された作品に投票をしなければならないという。少しまよったすえ、古都京都の風景を撮った写真に一票を入れました。あれ一番になったら何がどうなるんだろうw
- 物理部
- ロボットの展示や実演をしているだけに、大にぎわい。部屋に入ってからもなかなか進めず......まぁ仕方ない部分はあるのだけれど、部屋のアレンジとか誘導には改善すべき点あり。
- 開成模型製作所(模型部)
- ガンプラの素組みぽいのがあったりして、このレベル?かと思いきや、かなりのサイズの戦艦のジオラマで、内部もかなり電飾に凝った作品があり、感動。オリジナルのモビルスーツのコックピット内部にまで電飾があったのを言及したら「なかなか気づいてもらえないんですよ〜」と。将来有望なので東大を目指したりせずモデラーになっていただきたい。
- 大化学実験(理化学部)
- 炎色反応と銀鏡反応の2つの実験を拝見。というか、どちらも名前からして懐かしいですね。原理的なところの解説はせずに、割と淡々と反応そのものを見せるという内容。
最後に現役学生が学園内をぐるりと案内してくれるツアーに参加。歴史ある学校ながらも校舎、設備は概ねモダンだしご立派。中学、高校それぞれに図書館が独立しており、中学のほうがCD/DVDの品揃えが良い、というのは羨ましい。最後の質疑応答の時間で「開成に入ってよかったことは?」と聞かれたのに人脈の作りやすさを即答していたのはさすがw