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GitHubの教科書

習得しないと死ぬだとか、いややっぱり死なないよとかで最近話題のGit。必要性に迫られることがなかったので(VCSとしてはSVNばかりいじっている)、特に学ぼうともして来なかったのですが、実はウェブアクセシビリティ基盤委員会でGitHubを使った文書管理が本格化しつつあり、今こそ習得すべきタイミングだーということで読了したのが『Web制作者のためのGitHubの教科書』。

PCを前に実際に手を動かさないと、なかなか細かいところの習得はできないよなーと思いつつ、まずは全体像を掴むという目的で一通り読んでみました。架空のWeb制作会社「オクトリンク」の従業員な皆さんの対話形式で話が進むのですが、豊富な画面キャプチャのおかげで、GitHubの提供する機能を大雑把には把握できたように思います。

MilestoneとIssueの解説が、「第4章 実践!複数デザインの提示から採用まで」と「第6章 快適に共同作業するためのドキュメント作成と進捗管理」で微妙にかぶってる? というのが少し気になりましたけど、まぁしかし全体的には分かりやすかったかな。SVNを触っているという前提があるからかもしれませんけども。最後の「第7章 現場で使える!便利なGitHubテクニック」は、小ネタ集みたいな感じで楽しかったです。実にLGTMな一冊でありました。ちなみに、GitHub上のウェブアクセシビリティ基盤委員会では現在、3つのプロジェクトがあります:

wcag20
WCAG 2.0、Understanding WCAG 2.0およびTechniques for WCAG 2.0日本語版のXMLファイル
as_html_generator
アクセシビリティ・サポーテッド情報をまとめたCSVデータからHTMLを生成するツール
wcag_techs_ja
WCAG 2.0 Techniques日本語版のXML化作業用
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