ミツエーリンクス×メンバーズ共催セミナー、今年も開催
著
12/6の覚え書き(やっとか)。今年も無事、ミツエーリンクス×メンバーズ共催セミナー「マルチデバイス対応」と「エンゲージメント・マーケティング」から見るWebトレンドを盛況のうちに終えることができました。参加いただいた皆様、また開催にあたりご支援いただいた皆様(特にメンバーズの皆様)に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
自分は当日の朝に仙台入りし、午前中は東北大学Windnautsの人力飛行機展示を見るなどしていました。「めっちゃかっこいいけど、かっこいいだけ」などという言われようで話題になった仙台市地下鉄の券売機は、既にicsca(イクスカ)に対応してましたね......。そしてお昼頃、懇親会会場でもあるMEINAで勤務先の仙台オフィスの皆さんと合流、ランチをご一緒してから会場の仙台市福祉プラザへ。
自分はトップバッターで登壇、「マルチデバイス時代に求められるWebサイト品質」をテーマにお話しさせていただきました。仙台で講演させていただくのは今回で3年連続3回目なのですけど(一昨年:仙台オフィス開設記念セミナー、昨年:初めてのミツエーリンクス×メンバーズ共催セミナー)、テーマ的にはだいぶ重複している感があり(もちろん内容、切り口は各回で変えてはいるのですが)、それゆえのご不満というのはあったかと思います。申し訳ありません。ひとまず、昨年のように話を始める直前にMacが凍ってしまい登壇順を急遽入れ替えていただく、というようなことも無く話し切れたので良かったです。
質疑応答の時間にお二人からご質問をいただきました(ミツエーリンクス×メンバーズ 特別共催セミナー 「マルチデバイス対応」と「エンゲージメント・マーケティング」から見るWebトレンドに行ってきた | ma-san.org参照)。一つ目はモバイルファーストの考え方について。いまだそのアプローチが有効とはいえ、「モバイル」という言葉の定義が揺らいでいる昨今を踏まえれば、自分は既に「どちらかというと」否定的な立場でおり、少なくともモバイルに偏ってデザインを考えるのはリスキーだ、と考えています(レスポンシブWebデザインのようにシングルURLであらゆるデバイス、あらゆるスクリーンに応える前提では)。
二つ目のご質問は、一つ目と関連していて、ファーストビューというものの考え方について。同じWebページであってもさまざまなサイズのスクリーンで表示され得るからには、より小さなスクリーンでのファーストビューというものを「ある程度」想定したなかで、掲載するコンテンツを見極める(厳選する)必要があるだろうと思います。ファーストビューをコンテンツにとっての一種の「器」と考えたとき、やはり大は小を兼ねても小は大を兼ねない。アコーディオンだとかカルーセルのような表示上のテクニックもありますが、見かけをどれだけスッキリさせようともコンテンツを過度に詰め込めば逆効果かと。
懇親会では、使っているKeynoteのテンプレートが同じであることでメンバーズの原さんと意気投合したり(ずっとSteve Jobs氏と同じアレを使っている)、来年入社される予定の方とお話ししたところ1994年生まれと聞いて軽く自我が崩壊したりしました。ちなみにその方のお父様の年齢を聞いてさらに精神的に瓦解、完膚なきまで打ちのめされ、最終的には意識が遠くのお星様まで飛びました。
今後また同種のセミナー企画で自分が登壇の機会をいただけるかは分かりません。むしろ、3年連続で似たようなマルチデバイス対応のお話をしてきてしまったので、お声掛けいただける可能性は薄いでしょう......仙台のWeb業界を盛り上げるべく、セミナー企画自体は続いて欲しいものですけど。しかしもしまた講演で伺う機会があれば、ぜひ仙台ラーメンオフ(何)をしたいですね。あと、今回は温泉につからずに東京に帰ってきてしまいましたので、その点も改善したいところ(謎)。