インターステラー
著
3連休の初日。公開初日を迎えた映画『インターステラー』を見てきました。新宿ピカデリーで、20:30上映開始の回。映画館に行く直前は会社にいたのだけれど、そこそこの混み具合だったので、午後の早い時間にあらかじめ前売り券を座席指定券と交換しておいて正解でした。
大雑把なあらすじは知ったうえで見たのですが、後半は事前に知り得なかった展開で、3時間という長めの尺の割に最後まで見入ってしまった。しかし、しかし......やはり期待しすぎてしまっていたのか、「出来すぎている」と感じた場面の印象が強く残ってしまい、総合的にはかなり微妙。科学考証に力を入れた作品、というような触れ込みを何度か目にしていたけれど、ワームホールやらブラックホールの映像化はさておき、それ以外のそこかしこで「本当にそうかなぁ?」と突っ込みまくってしまって......下手に思い入れのある分野の映画って、先入観抜きに「楽しむ」のが難しくってアレですね。同じノーラン監督作品でいえば『インセプション』ぐらいぶっとんだ設定の物語のほうが好きっていうか、『インセプション』はよく出来てたな......。
ちなみに長野で震度6弱の地震が起きたのを知ったのは、映画館を出てからのこと。確かに揺れは感じたけれども、上映が中断されることがなかったものだから、大したことなかったなーぐらいに思っていて。震度「6」って数字は久しぶりに見たぶん少しギョッとしました。