Thunderbird 31.0とかOffice 365とか
著
先日、Thunderbirdを31.0にバージョンアップしたところ、真っ先に発覚したのが、フォルダペインが「かなりの確率で」表示されないという問題。フォルダペインが表示されなければ、もう本当にどしようもないわけで、激しく困ってしまうわけですが、同様にお困りの方がいないかTwitterで検索した結果、32ビットモードで起動すれば解消できるということで一件落着。その点は
- MozillaZine.jp フォーラム • トピック - Mac版 Thunderbird 31.0 で左側リストが表示されない
- 1045958 - TB 31 jp does not display folder pane with OS X 10.9 Mavericks
あたりで言及されている通り。やれやれ、と思いきや今度は別の問題が。Office 365のIMAPを利用しているのですけど、「かなりの確率で」以下のような問題が発生することに:
- 新着メールがダウンロードされない、もしくはダウンロードに極端に時間がかかる
- フォルダペインでは新着メールの存在が示唆された(フォルダ名がボールド表示になった)際、当該フォルダを選択(クリック)すると、示唆が取り消される(フォルダ名が通常表記に変わる)
- 特定のメッセージフィルタが機能せず、指定したフォルダに新着メールが振り分けられない
自分の場合、メッセージフィルタを約250設定しており、これが意図した通り機能しないことには大量のメールを捌くのも覚束ないことに。そこで勤務先のインフラ担当のアドバイスに従い、Thunderbird側のフィルタを無効にしてはOffice 365側で相応の振り分け設定をしていくことにしました(設定→オプション→メールの整理→受信トレイのルール)。ところが......だいたい半分くらい設定を移し終えたところで、受信トレイのルールに対して許可されている合計サイズを超えたため、この受信トレイのルールを保存できません
との非情なメッセージがw
自分としては、これを機にサーバ側で振り分けをさせようと決心し、それなりに時間を割いて設定してきた(Office 365のUIは動作がもっさりしているうえとても使いにくい)だけに、恐ろしい精神的ダメージを喰らいました。ちまちま設定したOffice 365側のルールも、怒りにまかせてすべて削除(削除ではなく単純に無効にするにもいちいち時間がかかったので)。最早これまでと、だいぶ禁忌な感じではありますが、Thunderbirdを24.7.0にダウングレードして様子を見ることにしました。結果、やはりメッセージフィルタの動作に微妙なところは残るにせよ、31.0のときほどのストレスは感じない状態(謎)には戻れました。しかし、そのメッセージフィルタに関する問題が、果たしてOffice 365側の問題によるものなのか、Thunderbird側の問題によるものなのか、切り分けがよく分からなくなっているという。はー、メールの読み書きぐらい普通にできていた頃に戻りたい......。