JavaScriptの新しい教科書
著
JavaScriptを勉強し直そうとしばらく前から思っていて、先日のSeattle出張の際に機内で読んでみたのが『JavaScriptの新しい教科書』。「はじめに」で
本書は、これからJavaScriptを学びはじめようという方を対象に、JavaScriptとはどんなものか、どう作っていくのかを解説した入門書です。そして、実際にJavaScriptで何かを作るとき、「どう考え、どう作り上げていくか」を伝えることがコンセプトになっています。
とある通り、取っ掛かりとして参照するには悪くない構成ではあったと思います。比較的最近のトレンドにも、そこかしこで触れられてますしね。ただ残念に思ったのは、他の章というかLessonと比べ、「Lesson 8 実践編:ポップアップウィンドウをつくる」は読み進めるうえでの難易度がやや高すぎるように感じた(果たしてポップアップウィンドウという例題が入門書として適切かどうか?)のと、誤字の類が目立ったところ。自分が気がついただけでも
- p.19 本文の Store.say(Stone.sayの誤り)
- p.23 Word の setTimeou(末尾にtが抜けている)
- p.23 図3の alret(正しくはalert)
- p.24 図1の alret(正しくはalert)
- p.30 の二カ所に「ほとんと」(正しくは「ほとんど」)
- p.32 に「2014年10月時点」との記載がありますが、未来を指しており、おそらく「2013年10月時点」の誤り
- p.44 Word で「Webページを骨組みを」とあるのは多分「Webページの骨組みを」の誤り
- p.82 本文の breadpoint(正しくはbreakpoint)
- p.224 本文の「匠に使い分けなければ」→「巧みに使い分けなければ」
- p.229 本文の「これを気に」→「これを機に」
......といった具合。正誤表みたいなものがあるかなぁと思い軽くググりましたが、見つかりませんでした。自分が買ったのは初版第1刷なのですが、最近のでは訂正されているのでしょうかね。