はじめてでもよくわかる!Webマーケティング集中講義
著
発売されたばかりの『はじめてでもよくわかる!Webマーケティング集中講義』を読了。懇意にしていただいている編集者の角竹さん(誰)に、顔本(謎)のほうで発売日をお尋ねしたところ、「ご興味あるならお送りしましょうか?」と言ってくださり、二つ返事で「とても読みたいです!!」って書いたら翌朝には勤務先に届けられていたという。これが敏腕編集者のスピード感か......本当にありがとうございます。
個人的にWebのフロントエンド寄りからマーケティング寄りにシフトし始めており、いろいろ勉強中なのですが、本書はその名の通り「どちらかと言えば」初心者向けで、今の僕にとってすごくフィットした構成と内容でした。Webマーケティングの全体像を概観するには、とても良い本だと思いますね。何より取っ付きやすい!!各章(「講」?)ごとに「ちょっと深堀り」っていう骨休めにちょうど良いコラムがあったり、簡単な穴埋め問題があって要点を振り返りやすかったり。
全体通じて、用語の定義が平易な言葉で短く言い切られていたのも、初学者の僕にとっては非常に助かりました。たとえばマーケティング=「売れる仕組みをつくること」、Webマーケティング=「Webを活用して売れる仕組みをつくること」、ブランド=「売れ続ける仕組み」、Webブランディング=「Webで売れ続ける仕組みをつくること」といった具合。辞書的な定義はそれはそれとして、いろいろな解釈なり表現があるだろうけど、本書での解説はもろもろ腑に落ちました。
あと、これは完全に余談ですけど、僕は割と誤字脱字の類が気になるほうで、書籍について覚え書きするときには結構な頻度でその手の指摘をしてきたのですが、本書についてはゼロでした。見逃してる可能性もなくはないけれど、流石は角竹さんだなぁ......と思ってしまいました。