山に登る前に読んでおきたい基礎知識と失敗例
著
今年はいよいよ本格的?に山歩きを楽しもうと思っていて、いつ頃どこに歩きに行きたいかは2014年の抱負に記した通り。しかし自分の場合、登山について誰か・何かから体系的に学んだ経験は無く、大昔に初めて富士山に登って以来、何となくの自己流(謎)だったり、Webで聞きかじった知識に頼ってばかりいたので、「ちゃんと」学ばないといけないなぁと思っていました。そこでまずは本を何冊か読もうと思い立ち、買ってみたのが小日向孝夫著『山に登る前に読んでおきたい基礎知識と失敗例』。章立てとしては
- 第1章 登山の基礎知識
- 第2章 体調の管理
- 第3章 用具の使い方
- 第4章 天候の変化
- 第5章 突然のアクシデント
となっているのだけど、第2章以降は通算44もの失敗例(とその対策みたいなお話)が続きます。下りではつま先から着地、という基本中の基本である歩き方からして知らなかったり、軍手は濡れると乾かないので禁止アイテムだったというのも初耳で(さすがに今は専用のグローブを持っているけど、以前は軍手で富士山に登ったこともある)、自分の無知っぷりを思い知らされました。あと、山歩きの途中で靴が壊れてしまうケースというのは恐ろしいですね......その際の応急処置にテーピングテープが使われていたと思うけど、いろんな使い道に利用できるアイテムだけに、次の山歩きからは必ず持ち歩くようにしたいと思いました。
応急処置といえば、怪我や急病に関するお話も多少取り上げられているのですけど(大抵の切り傷は10分以内で止血できるとか)、身体に関することはもう少し詳しく知っておきたいなぁと思ったので、別の本を探してみるつもり。