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特別展「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」

後ろから見た有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型

国立科学博物館で催されていた特別展「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」に息子と行ってきました。本当はもっと早くに行きたかったのですが、いつまで経っても週末に空く気配が無く、ずるずると延期し続けた結果、よりによって一番混みそうな最終日に行く羽目に。開館の9時ちょうどくらいに到着したところ、20〜30分ほど外で並びはしたものの、雨に濡れないうちに館内に入れたのはラッキーでした(正確には最後の5分くらい、小雨に降られましたけど)。

ハイライトは全長約5メートルのダイオウイカの標本でしたが、そこにたどり着くまで結構時間かかりました。特に、約380点の深海生物の標本を展示する「深海生物図鑑」のあたり、滅茶苦茶な混みようで身動きが取れなくなることも多くストレスマッハ。係の人は「順番ではありませんので見たいところで割り込んでください」みたいなこと言ってて「ほげえええ」って感じだったし(謎)。まぁしかし勉強にはなったし、値段(大人1,500円に小学生は600円、あと音声ガイドが500円/人でした)相応に充実してたかな。深海調査では西村式豆潜水艇が先駆的存在だったとか、マリンスノーの名付け親が日本人だったとか、この分野における日本の存在感が予想以上だったことを認識。最近、にわかにダイオウグソクムシに熱を上げている息子も満足した模様。

特別展を見終えてから、ハヤブサの持ち帰ったイトカワの微粒子を観察すべく、地球館の2階へ。そちらの待ち行列はだいたい15〜20人ほどだったかな。ひとりにつき1分間という制約があるので、自分の番までは割とスムースだった印象。その後、博物館の外に出るとそこには特別展に向かう人の長蛇の列......看板には100分待ちとの文字が。これほどまでに多くの人が熱狂するだなんて、いやはやダイオウイカ人気は凄いものです。なかの人(誰)も予想外だったのでは?期間限定なんかしないで、常設展示に組み込んだほうが(博物館側の稼ぎ的にも)良いと思うんですけど、どうなんでしょうね。そういう検討も内部ではきっとされていると思いますが。

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