あした死ぬかもよ?
著
ひすいこうたろう著『あした死ぬかもよ?』は、TSUTAYA店頭で見かけて「へー面白そうKindle版出てるかしら?」ってその場でiPhoneで調べたところ、偶然にもキャンペーンか何かで目を疑うような激安(ソフトカバーの単行本が1,260円で売られているのに対し、たった300円!!)で販売されていたので、その場で1クリックで購入した書籍。
Steve Jobs氏のスタンフォード大学での講演に影響され、「今日が人生最後の日(かもしれないのだから精一杯生きよう)」みたいな考えは積極的に抱こうと思いつつ、なんだかんだ言って(実に有難いことですが)五体満足・人間ドックでも何一つ指摘事項の無い超健康体の自分には、なかなか実践できないでいます。本書は、27の設問を通じ「どう生きるべきか」を考えさせてくれるものです。以下、いくつか気になったフレーズをピックアップ:
死ぬ前に後悔することこそ、最大の不幸
「いつでもできる」なんてことは、この世にひとつもない
思いどおりにいかないからこそ、人生は面白い
生まれてくること以上に大変なことってこの世にない
努力する者は、それを楽しんでいる者には勝てない
淡々と過ぎていく普通の毎日が幸せの本質
悩んでるときは、「今日が人生最後」って声に出してみよう
今日がお別れだと思ったら、いやな人だって少しは許せるよね?
今日が最後の仕事だと思ったら、手は抜かないよね?
なかでも努力する者は、それを楽しんでいる者には勝てない
ってのは、なかなかインパクトあったなぁ。常にそうとは限らないと思うし、何事も楽しむことが肝要だとは思うけれど。かといって「楽しまなきゃ」みたいに変に意識ないし努力して楽しむってのもきっと違うだろうし、難しい。答えはきっと日常のなか、自然体のなかに......まぁでもとにかく楽しもう、明日どころか今日にだって死ぬかもしれないのだから。ゆえに今日も多分、麺類を食します(謎