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HTML5 Experts.jp

各所で既報ですが、本日、HTML5 Experts.jpが公開されました。先日サイトの大幅改修に着手のなかで「近く7/10に発表・公開予定のあれ(どれ)」と表現していた、その「あれ(どれ)」です。どのようなサイトかというと、NTTコミュニケーションズのプレスリリース、次世代Web標準技術HTML5による新サービス開発を推進するプロジェクト「NTTコミュニケーションズ HTML5ラボ」の展開についてにある説明が、最もよくまとまっているでしょう:

本サイトでは、国内外で活躍する40名以上のWeb技術専門家が執筆した、HTML5を中心とした最新技術の動向や活用方法の解説、Web業界の著名人のインタビュー、事例やイベントの紹介など、多彩な記事を公開します。本サイトの編集長には、世界初のHTML5書籍の著者であり、日本のHTML5開発者のリーダーとして活躍されている白石俊平氏を招聘しました。コンテンツやOS/デバイスの業界に対し中立な立場でWeb技術情報サイトオープンに提供していきます。

自分も国内外で活躍する40名以上のWeb技術専門家の一人として参加させていただいたわけですが、正直、迷いました。白石さんからお誘いいただけたのは素直に嬉しかったものの、「エキスパートコミュニティへの参加条件」を満たしているとは思えませんでしたし、実際 html5j で活動されている皆さんより自分の知識、技術力は劣っています。仮に参加できたところで、コミュニティなり業界の方々、誰より自分自身が納得できるだけの執筆量なり活動時間を、今の生活の中から果たして捻出できるのか?極めて難しいように思われました。

それでもなお、自分がHTML5 Experts.jpで何がしかの貢献をできるチャンスがあるとしたら、やっぱりWebアクセシビリティ関連だろうと思われ......他のエキスパートの皆さんが、それぞれにHTML5を語るなかで、自分は敢えて切り口を変えWebアクセシビリティについての記事を書きたいと思ったのが、最終的な参加の動機となりました。サイト公開に寄せて書いた挨拶文を、エキスパートより、HTML5 Experts.jpに愛をこめて - そして脱力系コメント - (前編)より引用しておきます:

サイトのオープンを心からお祝い申し上げます。木達一仁と申します。 WebデザインやWeb開発において最も重視すべきことを一つだけ挙げよと問われたら、迷うことなく私は「アクセシビリティの確保」と答えるでしょう。 実に多くの人々が、多様なデバイスでWebを利用するようになった昨今、アクセシビリティは障害者や高齢者への対応のためだけに求められるものではありません。 本サイトへの寄稿を通じ、微力ながらWebアクセシビリティの重要性を訴求し、またその価値を啓蒙することができればと思います。 よろしくお願いいたします。

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