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Re: WEB担当者必見!アクセシビリティで業界を先駆けよう

Twitterでは既に書いたことだけど、こちらにも。LIGブログWEB担当者必見!アクセシビリティで業界を先駆けようという記事、初出時に目を通してはいたけど(僕はLIGブログの読者でありFeedlyにフィードを登録している)、これといって目新しい内容は無かったから、覚え書きでも特に反応していませんでした。昨日、TwitterのTL上でこの記事が言及されたので久しぶりに読み直したところ、いつの間にか末尾に

私自身がアクセサビリティについて知ったのが、かなり最近だったので、タイトルを「業界を先駆けよう」にしたのですが、もっと以前からアクセシビリティに配慮した制作を実践されておられることが多数おられるということを知り、このタイトルは不適切だったと気付いて、反省しています。もしご不快な想いをされた方がおられたら、申し訳ありません。

なんて追記が。これ、どうなんでしょうね......誰が何を言ったか知りませんけど、以前から実践している人(僕もその一人であるという認識は一応あります)にとって、多少の違和感を覚えるかもしれないにせよ、少なくとも不快に感じる見出しではないような。以前から取り組んでたってだけで、自らを権威づけたいような人が仮にいたとして、そういう人の神経を逆撫ででもしたのでしょうか?

Web業界全体にWebアクセシビリティが既に根付いているなら、確かに不適切なタイトルだったかもしれません。しかし残念ながら、古くから一定の認知を得ている割に、Webアクセシビリティへの取り組みが常識化しているとは言い難い。そしてその状況は、これまでWebアクセシビリティの普及・啓蒙に取り組んできた旗ふり役(自分を含む)の活動が不十分であったからに他ならない(旗ふり役の人数が少なすぎるのか、旗の振り方が悪いのか......は話がズレるので敢えて触れない)。そういう意味では、今から取り組んでも「先駆ける」と表現できなくもない。まぁ動機が何であれ、Webアクセシビリティへの気づきを得、今後それに取り組む人が一人でも増えるならば、それは素晴らしいことですよ。

そもそもLIGブログはそこから収益を上げるべくPV稼いでなんぼ的なスタンスだと思っている(し実際それ系のネタ記事も少なからずある)わけで、「先駆けよう」という煽りはアリだと思います。むしろ「いまどきWebアクセシビリティに配慮できない制作会社は滅びろ」ぐらいの勢いで煽っていただきたい。......というのはさておき、LIGブログは比較的アクセスの多いブログだと思いますので、是非これからもWebアクセシビリティの話題を取り上げていただければと思います。よろしくお願いいたします。

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