ぼくのかんがえたさいきょうのResponsive Design View
著
少し前に、勤務先で僕が講師を務めるレスポンシブWebデザインについてのセミナーに@dynamisさんが参加してくださいました。セミナーの内容はさほど技術的ではない、企業のWeb担当者向けのものでしたから、Web技術のエキスパートでいらっしゃる@dynamisさんにとっては正直「釈迦に説法」もいいところだと思われましたが、それはさておき。セミナーの最中、Twitterでこんなことをつぶやかれていました:
ミツエーリンクスさんのレスポンシブウェブデザインセミナーではFirefox Nightlyを使ってレスポンシブツールでデモしてる。やっぱレスポンシブデザインにはFirefoxってことかなー。
実際Responsive Design Viewは便利だと思っていて、レイアウトの確認やらデモンストレーションの際には大変、重宝しています。正直、Nightlyを頻繁に使い始めたのもこのResponsive Design View(初期はResponsive Modeと呼ばれていたっけ)が実装されたからだったりします。けれど、現状の機能に満足しきっているわけでもなく、より便利な存在へと発展していける可能性はあるんじゃないかなぁと。なので、こういう風に拡張して欲しいとか、もっとこんなことができたら......というのを取り急ぎ書き留めておきます(いわば「ぼくのかんがえたさいきょうのResponsive Design View」)。時間があれば英語で然るべきところ(何処)にちゃんと書くかもですが:
- スクリーンサイズを簡単に追加ないし削除するためのGUIが欲しいです。
- メジャーな(謎)デバイスから逆引きっぽくスクリーンサイズを指定できると便利かなと。デバイス毎のスクリーンサイズの情報をどこで集約・管理するのが良いのかはわからないけれど。
- キーボードショートカットの追加。これは何か別のアドオンで実現できることかもしれませんが、個人的に強くお願いしたいのは、スクリーンサイズを無段階的に変化させたいときに、描画領域の端をドラッグするのではなしに、キーボードで行うこと。どうしてもマウス/トラックパッド操作だとデモのときスマートにいかないのです、自分の場合。キーボードショートカットが無理なら、スライダーみたいなUIでも良いのかも?
- スクリーンサイズを複数、束ねてセットとして登録し、任意でセットを切り替えられるとステキかもと思います。
- 通常表示からResponsive Design Viewに切り替えた時の表示って、前回切り替え時のスクリーンサイズ(と向き)になるのですけど、できればそれ以外の選択(常に特定のスクリーンサイズで開くとか)も可能だと、特にデモ目的では便利かなと思っています。
- 表示中のページに適用されているスタイルシートから、ブレイクポイントとして機能している指定を網羅的に表示してくれる機能。さらにはその指定を必要に応じ随時ダイレクトに参照できるような機能。
- 画面キャプチャの取得(保存)機能。Awesome Screenshotみたく、表示されている部分だけか、ページ全体かを選択できると尚良。
......ざっと、そんなところかな。実はあまり「さいきょう」ではないかもしれません。