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青森Webアクセシビリティフォーラムの総括

青森出張とか、青森Webアクセシビリティフォーラムのごく個人的フォローアップの続きです。手短に総括というか感想というか……イベント当日、懇親会に参加してくださった地元の皆さんと別れてから、飲み屋で3時近くまで悶々としていたときの覚え書きをします。

イベント終了後、滞り無くフォーラムが無事終了したことに対しては、心からほっとしました。また懇親会の一次会で参加者アンケートの結果を拝見し、概ね皆さんから好評をいただけたことにも安堵しました。しかしその反面、自分は出番が一番少なかったこともあり、Webアクセシビリティの「これから」を皆さんに考えていただくためのきっかけ作りに果たして貢献できただろうか?という点で、大いに反省した次第です。

最たる反省点は、もっと積極的に会場の皆さんと対話なり議論をすべきだったのにできなかった、ということです。第一部において、インフォアクシアの植木さんは、事前予告なく参加者同士にディスカッションの時間を設けました。アイスブレイクの意味合いもあったでしょうが、そういう時間ができると、それまでどちらかと言えば受け身だった人も、積極的なほうへスイッチが切り替わりますよね。その展開が実に素晴らしかったと思っていて……「フォーラム」という言葉本来の意味からすると、最後の時間帯は「話し手」「聞き手」に二分してしまうパネルディスカッションではなく、参加者をグループ分けし、そのなかに講師が混じって議論をしたほうが充実したのではないか?と思ったのです。結果論にすぎないかもしれませんが。

誤解を招かぬよう書いておきますが、エイチピースタイリングの高森さんはじめ主催者の皆さんを批判するような意図は毛頭ありません。すべては、そういう構成を提案できなかった僕自身の招いた状況と認識しています。構成を変えないまでも、第一部の植木さんよろしく、逆指名する感じで積極的に会場にマイクを向けることだってできたはずだけれど、時間内に進行させること、また講師三人の発言量のバランスに気が向いてしまってできなかったのは、僕がこの手のイベントに不慣れだったということでしょう。今後また何か同様の企画があれば、この経験を活かしたいと思います。

そんなわけで主催者の皆さん、参加者の皆さんには申し訳ない気持ちを抱きつつも、今回の貴重な機会をいただいたことに大いに感謝しています。特に高森さん、市前さんのお二人には青森滞在中大変良くしていただきました(お二人のホスピタリティには感銘を受けました)。ありがとうございました。最後にいくつか、(高森さん個人のものを含め)レポート記事を紹介しておきます:

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