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著
iPhone 4をiOS 5にアップデートしてからというもの、何が不便になったって、一部のアプリが変換候補一覧表示の仕様変更に対応していないこと。英語圏由来のアプリにはありがちだなと思いつつ、一応開発元には対応して欲しい旨を伝えたりはしているのですが、状況は芳しくありません。まぁ、日本語入力を使用する人の数がそのアプリ利用者のなかで少数派ならば、既存のUIに手を加えてまで対応したいと思わないのも、多少は仕方が無いと思うのです。対応するとなれば、日本語入力をしない大多数の利用者の使い勝手に影響を及ぼしかねないわけですからね。
ただ、そこは開発元を責めるべきなのか、Appleを責めるべきなのか、自分にはよくわかりません。iOS 5が正式にリリースされるより前に十分な情報が開示されていた前提においては、開発元は仕様変更に(影響を受ける利用者数の多寡にかかわらず)対応して然るべきでしょうし、また対応していないアプリをAppleは審査の過程で不合格にすべきだとも思うのです。変換候補一覧がアプリの別のUI部品に重なって表示されるようになった結果、著しく使い勝手を損ねるようなアプリについては特に。アプリ開発元やAppleの意向にかかわらず、いっそ脱獄してInlineCandidate for iOS 5(InlineCandidate for iOS 5 – 予測変換をiOS 4時と同じくカーソル位置に表示 [JBApp] | Tools 4 Hack参照)みたいなアプリを入れてしまえば、万事解決かもだけれど。
……前説が長くなりましたが、Twitterにつぶやくだけの機能に特化したChirpie Proがまさにその、iOS 5になって日本語入力が一気に使いにくくなったアプリのひとつ。使いにくいどころか、事実上使えなくなっていたに等しい。なにせ画面がこんな状態になってしまって、数文字しかつぶやけない感じでしたから。でもって代替アプリを探すわけですが、最初はTLを読み込まないから最速爆速!呟くことだけに特化したTwitterアプリ "qStatus"! [iPhone] [net] - No Second Lifeを読んでそのqStatusを入れよう!と思いきや、なぜか今はiTunes Storeで買えない。その後、Twitterクライアントが重い?ツイート専用アプリの出番です。 * 男子ハックを読んで、とりあえずTweetFooterに乗り換えました。スプラッシュスクリーンが表示されてなお起動は速いほうだし、変換候補一覧表示の影響も「ほとんど」受けないことを確認できたので(フッターの選択ボタンが消えてしまうけど、使い勝手に大きな支障はない、という理解)。