MacBook Air購入、またはSteve Jobs氏への感謝
著
昨日、打合せ@有楽町帰りに、ビックカメラ有楽町店でMacBook Airを購入しました。選んだモデルは13インチのストレージ256GB、つまり値段的には一番高いやつね(138,800円)。発表直後でもなく、かといって同じモデルが整備済製品に出回り始める頃合いでもなく、なぜ今このタイミングかといえば、やはりSteve Jobs氏のCEO退任(Apple - Press Info - Letter from Steve Jobs参照)の影響からです。以前使っていたMacBookは嫁さん専用と化して久しく、自分用に持ち運べるMacというのを長らく所有していなかったので、Airを買うのは時間の問題だったのですけど。信者(何)として、Jobs氏がCEO在任中に世に送り出した最後の製品を所有したい気持ちに駆られたのと、あとはやはりお疲れ様の気持ちを込めてお布施(謎)しておかないといけないというか。
Jobs氏のCEO退任を巡っては、それこそ腐るほどあちこちに記事が出ている今日このごろですけど、個人的にはApple(とその製品/サービス)の将来に対して楽観的です。確かに、このタイミングでのやや唐突な退任発表は、病状/体調によるところが大きいかもしれない(写真見たけど、痩せ過ぎでしょ……)。けれど、過去幾多の危機を乗り越え社会にインパクトを与え続けて来た氏のこと、「その日」が訪れるのは当然予期していたハズであって、氏にとっての100%完璧ではないかもしれないにせよ、氏のDNAは今日ある組織なり従業員の皆さんに継承し終えていることを期待したい。もしもAppleの出す製品やサービスが、これまでと同等の輝きを放たなくなったとしたら……もちろんそういう可能性もあるわけだけど、それはそれで興味深い状況として受け止めるしかないでしょうね。それで僕のなかのJobs氏に対する尊敬・畏敬の念が無くなることはおそらく無いにせよ。人も、組織も、時代と共に変化し続けることは真理。だからこそ変わることのない基礎、土台、哲学のような部分をいつまで保持し続けられるか?今後のAppleの動向を通じ、そういう部分に注視していきたいです。ともあれ、Steve Jobs氏には心からお疲れさまでした、ありがとう、これから先の人生の充実を願っています、と伝えたいな。大袈裟に言って、氏のいなかった世界よりもきっと今のこの世界は、より豊かで便利なのだと信じているから。
閑話休題。今回買ったMacBook Airは、半分は仕事、半分は趣味的に使うつもりです。その軽さを活かして、できるだけ持参するようにしたい(そして会社から支給されたMacBook Proは基本的には持ち歩かないように)。モデルの選択については、なぜ13インチかというと、会社のMBPと同じ画面サイズでシームレスだから。加えて、SDカードスロットが(PENで撮影した写真をすぐにFlickrに上げたい場面を想像すると)必須という時点で、選択の余地なく13インチモデル。もちろん、連続稼働時間は長いにこしたことがないし、拡張性の乏しさゆえにメモリは最大限積んでおくべし、という考えもありましたが。まだまだ設定し終えていないのですが、このMacBook Airはできるだけ素直に(あまり過度にカスタマイズすることなく)使ってみようと思っています。システム環境設定然り、アプリ/データの置き場所然り。