ワンダフル・プラネット!
著
最近、夜寝る前に(といっても昨夜もその前も自室で寝オチしたのだけど)パラパラめくっては眺めているのが、野口宇宙飛行士(@Astor_Soichi)が宇宙滞在中に撮影した地球の姿の写真集『ワンダフル・プラネット!』。書店で目にしたとき、企画モロ被りじゃんってぐらい似ている『宇宙飛行士が撮った母なる地球』が隣に並んでいて少し迷ったのですが、本書を選んだのは
- 表紙にある「宇宙カメラマン」の野口さんがインパクト大にして魅力的。ホント、自分もキューポラのような窓から時間を忘れて地球を眺めていたいなと思います。
- ちょっとザラつく感じの紙質が良いです。『宇宙飛行士が撮った母なる地球』だとツルツル過ぎて指の脂とかによる汚れが目立ちそう。
- パラパラめくるのにちょうど良い感じのサイズ。『宇宙飛行士が撮った母なる地球』はどちらかというと普通の本のサイズおよびイメージだけど、『ワンダフル・プラネット!』はコンパクトながら写真集という印象を強く受けます。
- 安い!なんと『ワンダフル・プラネット!』は『宇宙飛行士が撮った母なる地球』のほぼ半額の1,000円。これならちょっと買って手元に置いておこうとか気軽に思えるでしょ。
取り上げられている写真はいずれも美しく、どれも素晴らしい。ありのままの自然の姿も、人間が地球に手を加えた結果としての光景にも、それぞれに美しさを感じることができます。もっとも、夜の大都市の写真なんか見てると、どうしてもそこで費やされている電気が気になったりして少し恐ろしくもありますが。選ぶのは難しいけど、掲載されたなかでは、p.12のカルマン渦の写真がベストショットかな。野口さんの撮った写真に興味があったら、まずは@summerwindが作成した@Astro_Soichi Thank you for your all tweets from space!を眺めてみることをオススメします。