規格の策定者が解説するJIS X 8341-3:2010
著
9月2日の覚え書き(だいぶ実時間に追いついてきたぞ)。この日は、ウェブアクセシビリティ基盤委員会とUAI研究会の主催によるセミナー「規格の策定者が解説するJIS X 8341-3:2010」の運営をお手伝いするため、終日東京女子大学にいました。お手伝いといっても基本的にはド素人カメラマンとして写真を撮りまくったのと、あとは質疑応答の時間にマイク持ちをしていただけですけど。主催側の立場で言うのもアレですがこのセミナー、かなりお得だったのではないかと思います。というのも参加費は4,000円ですが、これにはJIS X 8341-3:2010の規格票(税込価格3,150円)が含まれていたわけで、つまり実質850円で規格策定に中心的に携わられた方々の講演をじっくり聞けたわけですから。
講演されたのは東京女子大学の渡辺先生、インフォアクシアの植木さん、そして日本障害者協議会の梅垣さんの御三方。いずれの講演も大変ためになったのですけど、と同時にそれぞれの講演スタイルの違いがまた興味深いと思いました。渡辺先生については、実際の大学の講義でもこんな感じなのだろうなぁという、割と堅い印象の講演。植木さんについては、やっぱりというか、笑いを取りにきてましたね!事前にネタはこっそり見て知っていたのですけど、ご本人が心配されていたほど滑りはしていなかったと思います。そして梅垣さんについては、これまた独特かつユーモラスな語り口調で、最後まで話に引き込ませてくれました。とりわけ前半の富士山に登ったかどうかをどう証明するよ?って喩え話のあたり、面白かったです。そうそう、梅垣さんの講演で使うスライドはなぜかiPadに入っていて、かつリモコンの類をお持ちでないようでしたので、急遽僕がページ操作を買って出たのがまた愉快だったな。
完全に余談ですが、終了後に会場でばけらさん(誰)にご挨拶できたのが嬉しかったです。お会いしたのは何年ぶりだったでしょうか……非もののけとして言葉を交わせて何よりでした(謎)。また昼食は学食でいただいたのですけど、自分が食券を買い求めたときにはA定食が売り切れていて、なぜか後から券売機に並んだはずの@KurumaさんがA定食をゲットしていたのが納得いかなかったです!あとは、微妙に時代を感じさせるアイスクリームの機械?に女子大らしさを感じました(少なくとも早大理工の学食にはこんな洒落た機械は置いていなかったかと)。
[ 2010-09-14 追記 ] ばけらさん曰く、直接お会いしたのは2003年のW3C Dayのとき以来かも
とのこと。7年ぶりぐらい?ってすごー。