iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?
著
林信行氏のお書きになった『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?』が、5/5までの期間限定で無料閲覧できるというので、理想書店にアカウントを作りダウンロードして読んでみました。内容は、取り立てて面白かったわけではありません。それは単に自分が論旨の目新しさを感じなかったというだけで、iPhoneやTwitter、あるいはWeb 2.0(これ既に死語かしら?)に馴染みの薄い層にとっては、いろいろ得るものがあるだろうとは思いますけど。
それより自分にとって発見だったのは、電子書籍ならではの読書のスピード感。実はiPhoneで本を読むという行為は本書が初めての経験で、iPadならともかく画面の小さなiPhoneではどうかなぁと思っていたのです。ところがどっこい、これが意外とサクサク読めてしまう。サクサクどころか、WebページをPC上で斜め読みするのと同じかそれ以上に高速に読み進められるのが気持ち良かったという。1ページあたりの文字数が、ちょっと物足りないぐらいの少なさだったのが良かったのかな?ページ総数としては、画面キャプチャにあるように612ページあるのですが、電車の車内とかトイレの個室内、あるいはひとりご飯の時間など、そういうスキマ時間でホントあっという間に読み終わってしまいましたとさ。
たかだか1冊読み終えたばかりとはいえ、俄然、iPhone上での読書欲がむくむくと湧いてきていました(画面の広いiPadなら、より快適に読めそうな予感?)。それゆえ、まだ読んでいない本は片っ端から電子書籍化してしまいたい欲望にすら駆られます。とりあえず、SitePointで買った一部のPDF版書籍についてはePub版をゲットできたので(Own A SitePoint PDF? Download the ePub/MOBI Version For Free!参照)、iPhoneで読み始めてみようかと。O'Reillyの本も、今後はePub版を買うようにしようかなー。