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WEBに影響を与えた人・コト・サイト100選

月刊web creators 4月号(vol.100)にて、創刊100号記念企画「読者が選ぶWEBの発展に貢献した、あの人!あの出来事!WEBに影響を与えた人・コト・サイト100選」が掲載されているのですけど、そのなかに僕の名前があります。辞退をすることも考えましたが、推薦してくださった方に感謝の意を表すべく、掲載を承諾した次第。どなたか存じませんが、きっとこの覚え書きを読んでくださっていると思うので(編集部の方より会社のアドレスではなくkidachi@kazuhi.to宛にご連絡いただきました)、この場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

ただし、誤解のないよう書いておきたいのですが、自分は本来そのような企画に選ばれるべき人間ではありません。選ばれるに値するだけの業績を残してきたわけではありませんし、ことWeb標準の普及啓蒙については、自分なんかよりずっと献身的に活動してこられた方々が大勢いらっしゃいます(それゆえ「なんでこんな奴が選ばれているんだ!」と、憤慨されている方もいるはず)。その事実を、よくよくご理解いただきたいのです。その点についてはかつて、Re: ロールモデルのなかで自分の書いたことばを引用しておきます:

かつてはWeb標準なんて全く気にも留めずにコンテンツ制作を行っていた時期がありました。そんな自分に貴重な「気付き」を与えてくれた多くの人々や出来事のお陰で今の自分はあります。たとえば闇黒日記の野嵜さん。その昔仕事でご一緒した折、すみけんたろうさんの著作「スタイルシートWebデザイン(既に絶版)」を彼が紹介してくれなかったら、今の自分は無かったかもしれないわけで。ほかにも、多くを気付かせてくれたWebサイトの作者の方々(CSSコミュニティな人々など)には、折に触れて(面識の有無に関わらず)感謝していたりもします。

本当に多くの方々から学び、気づきを得てきました……そしてまた、Webの相互運用性最大化というテーマに対して比較的自由に取り組ませていただいた、今の勤務先でご一緒している皆さんにも心から感謝しています。とにかく、僕がWeb標準の普及に少しばかり貢献したかのように映ったかもしれないのは、そうした自分以外の多くの方々の支えがあってこそ、なのです。

ちなみに、今でも案件業務でスタイルシートの制作等に携わることはあれど、社内での立場の変化などもあって、かつての一時期ほど今の僕はWeb標準に比重を置いて業務なり活動をしていません。しかしそれは何も、Web標準への興味・関心を失ったわけではありません。引き続きWebの相互運用性最大化に向け、いくつかの視点・切り口から取り組んでいきたいと思っていますし、そのつもりです。

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