京都プチ観光＆帰宅

2010年1月12日 著

京都滞在最終日の覚え書き。朝は前日と同じく5時半に目覚ましが鳴ったものの、さすがにシンポジウムが終わってしまった気の緩みからか、余裕で二度寝。ちゃんと起きたのは、7時を過ぎてからだったかな。あたふたとシャワーを浴び京都祇園ホテルをチェックアウト、そのまま朝食も取らずにプチ観光に出発。哲学の道を全行程歩くということだけ決めていて、一部バス移動もアリだとは思っていたけれど、時間はあるしきっと歩けるという確信から（高校時代にも大学時代にも東山は多少歩いて知っている）、とにかくてくてくと。

道中、知恩院と南禅寺に立ち寄るも、お金を払って見学するような場所はすべてスルー。せっかく予想に反して観光客がまばらだったのだから（まだ朝早い時間帯だったせいもあると思う）、もう少し時間をかけて見て回っても良かったかも？と今更ながら反省。そうこうするうち哲学の道に到着。第3回宇宙総合学研究ユニットシンポジウムでのことを思い返しつつゆっくり歩きながら、途中でカロリーメイトのメープル味で朝食（出かけに新宿駅近くのコンビニで買ったやつ）。その後、銀閣寺をもスルーして、銀閣寺道から5系統のバスに乗車。バス停の位置がわからずちょっと探してしまったけど、iPhoneのおかげで助かりました！ホント便利な時代になったものだよなぁ、昔は地図が手放せなかったものだけど。

バスに揺られて平安神宮の近くに差し掛かったあたりから、窓の外に振り袖姿の女のコを多く見かけるようになりました。そういえば今日は成人の日か……などと思い出すうち、重要な事実が発覚。バスの料金は220円、しかし財布を覗くと小銭をかき集めても200円分しかない。そして紙幣は両替のできない五千円と一万円札のみ（滝汗）。あわあわしながら緊張してお腹を壊すなどしているうちに三条京阪に到着。お金はあるんです、ただうっかりして小銭を持ち合わせていないだけなんです、ということをアピールしつつ必死で運転手さんに説明をしたところ、実にあっさり「次乗ったときに払ってくださいね」と。まぁ実際そう回答するしかない状況だったにせよ、ちょっと拍子抜けしたというか感動したというか。激しく御礼の言葉を述べつつ降車しました。

鴨川を渡り、再びiPhoneのマップを頼りに今度はイノダコーヒー本店を目指します。そこは大昔に、家族旅行で父さんに連れられて来たことのある思い出の店、のハズでした。しかし以前入ったのは実は別の支店らしきことは、本店に入った瞬間に感じ取りました。まぁでも折角なので、そこでウインナーコーヒーをいただきましたが。しばし休憩の後、四条まで歩いて地下鉄に乗り、京都駅へ移動。同僚の皆さんに定番・八ツ橋のお土産を買って、のぞみ22号で帰途につきました。実はそれが初めて乗ったN700系だったわけですが、特に何も考えずに窓際の指定席を買って正解でした。というのも、AC電源が利用できたから、なんですがね……パスワード忘れたためにBBモバイルポイントで無線LAN接続を堪能することはできなかったにせよ。概ね安定して3G回線が利用できたので、iPhoneを充電しつつ、時折Twitterを眺めたり未読フィードを消化したりしながら、有意義に？車中の時間を過ごすことができました。