ターミネーター4
著
財布に入れっぱなしにしていた映画前売り券の最後の1枚を消化すべく、昨夜はバルト9でターミネーター4を見て来ました。ででんでんででん。上映開始時刻は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を見たときとそれほど変わらぬ21時55分だったんですが、ガラガラでしたね……自分を入れても10人もいなかったんじゃないかな、観客。以下はネタばれを微妙に含む覚え書きなので、もしこれから見に行くという方は以下略なんですけど、総じて僕は面白くなかった感が強いです。というのも:
- マーカスをターミネーター化した女性科学者?の目的、意図が謎。数多の死刑囚のなかで、なぜマーカスが選ばれなければならなかったのか、も明らかでないし。
- ハンターキラー、人間を殺さず集めているという設定が、その名前と矛盾している気が(「ハンター」の部分はともかく)。
- そのハンターキラーが、宇宙戦争(2005年公開版の映画)に登場するトライポッドにダブって見えました。生きた人間を集めて運ぶ機能を有する点で。
- でもって殺されずに集められた人間は、そもそも何を目的に集められているのかが謎。単なる人質?
- マーカスって一種のターミネーターだったわけだけど、なぜに心臓に機械ではなく人間のものを使っているのだろう?そんな重要な部位を機械化しないなんて(ry
- その心臓をマーカスは最後にジョンに差し出すわけですが、待てよと。彼の心臓とて、直前の戦闘で相当ダメージを食らっていたハズ(ジョンに電気ショックで蘇生してもらわなければ止まったままだったのでは)。なんでやねん!!っていう。
- ようやくスカイネットを全滅できたかと思いきや、実はその一部だけだったのですね。実につまらない終わり方だと感じつつ、それも一種の次回作への布石と考えると、単に商売に必死なだけという気も?
てな具合で、結構不満というか消化不良な点がいちいち気になってしまい、最後まで楽しめなかったのです。さすがにもう、この先ターミネーター5が公開されても、映画館で見ることはないでしょう。ターミネーターシリーズ、個人的には第1&第2作の二つだけで満足しておきたいかなと。最後に関係ないけど、新宿駅からバルト9に向かって歩いて行くときに、明治通りを渡る交差点のところにある自販機、500mlのペットボトルものがなぜか100円で売られているので、つい買ってしまいます……。