『ユメみるiPhone』刊行記念トークセッション「iPhoneデベロッパーが語る“iPhoneの未来”」
著
昨夜は定時退社してApple Store Ginzaへ。『ユメみるiPhone』刊行記念トークセッション「iPhoneデベロッパーが語る“iPhoneの未来”」に参加したのです。動機?……プログラミングのスキルも時間もないのですけど、鳥人間コンテストっぽいアプリ、たとえば練土研のBirdとか鳥シミュみたいなiPhoneアプリが作れたら面白いだろうなーと思っていて。しかしこのトークセッション、まさか立ち見する羽目になるとは思いませんでした。15分前に着けばきっと座れるだろうと思っていましたが、甘かったですね。会場でお会いした米山さんからの情報によれば、17時から並んで?いた人もいたとか。以下、気になった発言などを覚え書き:
- 書籍の副題(「クリエイターのためのiPhone SDK プログラミング」)が物議を醸したのだそう。プログラマーだってクリエイターだ、云々。
- 失礼ながら初めて知ったRE<ORDS、面白いですね。iPhoneをひっくり返すとA/B面が切り替わるんですか。
- 登壇者の皆さん、若くして起業家精神とか国際感覚が素晴らしい。特にロンドンでプロダクトデザインを学んだという深津さん。
- iPhoneアプリはソフトというよりモノ(ハード)、プロダクトに近いという感覚はよく分ります。iPhoneの大きさや重さ、手にしたときの感覚がそう想起させるのだろうか。
- 長期的なビジネスとしてiPhoneアプリ開発は一様に悲観的?ただiPhone OS 3.0の登場で、課金の仕組みも多様化するから、そこでまた状況が変わるかもね、とも。
- 定番のiPhoneアプリを見つけることの難しさを深津さんが指摘されてましたが、確かに。個人的には、(豊富な種類に対して)個々のアプリの露出度に差がありすぎるような気が。
- これも深津さんの発言からですが、しっかり市場調査をしたうえで「穴」をみつけるというその姿勢、とても重要だなと再認識。
- Androidに関連して、ハードの多様性を踏まえるとうかつに手を出せない(動作検証の面でコスト的に不利?)みたいな話がありましたけど、どうでしょうね。携帯電話以外でも動くことのデメリットなのかな?
……だいたいそんなところでしょうか。ちなみに、会場でバッタリKさんにお会いし、ダフィーズ銀座店に場所を移してiPhone OS 3.0のアレコレを見せていただきました(Kさんは開発者登録をしている)。天誅(何)が下されると嫌なので、何を見たとか詳しくは書けませんけど、まぁ楽しみだなぁと。早く使ってみたいですね。