スペイン出張(初日編)
著
勤務先が参加しているアライアンスの会議に出席するため、スペインはマドリッドに出張しています。会議場兼宿泊先のホテルのインターネット接続があまりに惨かったりした関係で、しばらく覚え書きをすることができませんでした。明日には帰国の途に着くため、激しく今更ではありますが、日にちを遡って3月28日から。
3月28日
- 遅めの時間の出発でOKだったので、家族で近所のパン屋まで外食に出かけるなどし、比較的ゆったりと過ごしました。
- 昼食から帰宅するなり荷造り開始。今回はスーツや革靴を持参しないため、鞄の容積の半分も使わないことが判明……まさに「大は小を兼ねる」状態。
- 気持ち早めに、夕方5時過ぎに家を出て、最寄り駅で家族とお別れ。2週間のアメリカ出張から戻って間もないだけに、さすがに息子は寂しそうというか不満そうというか。
- 日暮里からスカイライナー37号に乗車。事前に調べていたより出発時刻が早いような?と思って後で確認したところ、平日の時刻表を見ていた模様。
- 成田空港第1ターミナルに到着、ATMで現金をおろし、エールフランスのチェックインカウンターへ。まだ受付は開始していないと言われたものの、運良く?荷物を預けることができました。
- 円からユーロに両替して出国審査を済ませ、搭乗ゲートを確認後に書店へ。面白そうな本は見当たらず、一種の保険にと『地球の歩き方 マドリッド トレドとスペイン中部 2008〜2009』を購入。何せ現地の予備知識はゼロに近いので。あとは、嫁さんから借りた『旅の会話集〈1〉ヨーロッパ6か国語』だけが頼り。
- 久しぶりのドトールコーヒーで夕食を済ませました。本当はうどんか何かを食べたかったけど、べらぼうに値段が高かったから(ry
- 搭乗する17番と別のゲート付近にあった机に向かい、イー・モバイルでMacBook Proをネットに接続、しばしメールチェックなど。
3月29日
- 機内(AF227便)では美味しい機内食をしっかり堪能しつつ(つい先日利用したばかりのユナイテッドの機内食と雲泥の差だとか思いつつ)『人類を救う「レンタルの思想」—松井孝典対談集』を読了。
- 無事に早朝のパリに到着。恐ろしくいい加減なシェンゲン協定加盟国向け入国審査を経て、乗り換え先の30番ゲートへ。
- 待ち時間が中途半端だったのでPCを使う気になれず、音楽を聴きながらリラックスチェアに横になりながら時間潰し。
- マドリッドへ向かうAF1000便は、中学生ぐらい?の団体と同行するも、かなりガラガラの状態でした。きっと赤字便に違いない。
- 機内では半分寝ぼけながら『iPodは何を変えたのか』を読み直したりしているうちに、Madrid Barajas International Airportに着陸。さぁ英語は通じないぞ、と(謎
- なんか恐ろしく寒くてビックリ。いや天気予報は見ていたしコートもすぐに鞄から出して着込んだけど、3月も終わりの陽気とは到底思えません。
- 荷物をピックアップしてから真っすぐタクシー乗り場へ。発音に不安を覚えつつ行き先を告げ、すんなりAtocha駅まで来ました(26.30ユーロ)。
- 植物園のような駅構内に見入る間も無く、いそいそと自動券売機で切符(3.05ユーロ)を購入、El Escorial駅へ向かう電車のゲートを確認。
- 無事に目的の駅に向かう電車の先頭車両に乗ってひと安心……していたら、Chamartin駅で突然運転手が目の前のドアを開けて現れるなり僕に向かってスペイン語で話しかけまくり(汗)。どうやらその駅が終点の電車に乗ってしまったらしい!
- とはいえ、路線自体は合っていたわけで、後続の(本来乗るべきだった)電車に程なくして乗れました。今度こそ!!
- 都合1時間ほどの「世界の車窓から」的体験を経て、El Escorial駅に到着。しかし線路のどちら側にホテルがあるのかわからず、早速右往左往。
- そのうえ、メールでは駅のすぐ側にあると書かれていたはずのホテルが全く見当たらない(汗)。地図もなく、激しく困惑。
- 地元の方と思しきおじいさんが見るに見かねて?話しかけてくれました。とりあえずホテルの住所を印刷した紙を見せると、身振り手振りを交えながら「うんと高台にあるホテルだからそんな大荷物持って行ったら大変だよ、タクシーかバスに乗りなさい」と。ずがびーん(謎
- でまぁ駅前でタクシーをつかまえ、Hotel Los Lancerosに到着(5.50ユーロ)……これで一安心。
- チェックインを済ませて部屋に入るも、コーヒーメーカーが備え付けられていなかったり、無線LANの電波が超微弱だったりで萎えまくり。
- ホテルで合流する予定のteilnehmenさんが到着するまでは時間があったので、San Lorenzo de El Escorial観光へ。
- 途中、街角に少年少女からなる管弦楽団を見かけました。とても景色に溶け込んでいる印象。
- San Lorenzo de El Escorialでは、ガイド無し(8ユーロ)を申し込み、ロッカーに荷物を預けてぶらぶらと。想像以上に展示物が多く、結構な距離を歩きまわることに。まるで迷路のように感じる部分もありました。
- ホテルに戻り、今度は有線LANを試そうとケーブルをフロントで借りました(一応フロントでは英語が通じる)。しかし、なぜか接続できず。ケーブルが腐っているのか、それとも?……しばらくふて寝!
- 22時を過ぎた頃になってようやくteilnehmenさんもホテルに到着、合流。道中かなりトラブったらしい……さすが、です。
- 23時近くになってから、無謀にも夕食を取りに行こうということでレストランに行ったけど、やっぱり既に店じまい中でした。
- ふらふらと外に出かけて、奇跡的に営業していたイタリアンレストラン、Rompicapoでカルボナーラとピザのマルゲリータをいただきました(真夜中なのに)。
- 翌日から始まる会議に向けて、部屋に戻るなりバタンキュー。