Adobe MAX Japan 2009

2009年2月1日 著

先週の金曜、1月30日の覚え書き。ホテルグランパシフィック LE DAIBAで開催された、Adobe MAX Japan 2009に参加しました。Matt Mayが「Flash CS4 Professionalを使ったアクセシビリティ対応コンテンツの構築」と題する講演を行うと聞き、締め切りの直前ながら参加登録をしていたのでした。その1セッションのためだけに8,000円を払うのは少々気が引けたこともあり、同じ日の夕方に予定されていたbAの方の講演「ワークフローとプロトタイピング」にも申し込んでいたのですが、新卒向け会社説明会で講演するためにとんぼ返りしなければならず、残念。まぁしかし、その日は体調が悪いうえに仕事も忙しい状況だったため、お台場まで往復できただけでも良しとすべきか。ちゃんと会社説明会にも間に合いましたし。

Mattの講演については、レベルが初級に設定されていたせいか、概ね既知の内容。WCAG 2.0の基本的な内容であるとか、支援技術の紹介に割と時間を割いていたのは、そういうレベル設定ゆえ致し方なかったかなと。とはいえ、Flashとアクセシビリティについては、3月のCSUNで自分も発表予定なので、それに向けた参考にはなりました（内容的に結構かぶったらどうしようと思ったけど杞憂でした）。

途中、ちょっとしたハプニングがあって、第一にDreamweaverでHTMLファイルを開こうとしたときにライセンスが切れている旨のポップアップが開き、起動に失敗してしまったこと。結局、Notepad（彼が講演で使っていたのはMacだけど、VMware Fusionで構築されたWindows環境上でJAWSを含む各種デモを行っていました）でソースを開いてましたが。そして第二に、インターネットへの接続が切れてしまったのか、とあるWebサイトにアクセスできなかったこと。わずか数秒のうちにQuicksilverからTerminalを起動しifconfigの実行結果を一瞥、諦めてウィンドウを閉じてしまった手際の良さ？は素敵でした。

Mattが質問があれば受け付けるよと言ってくれていたのに、セッション終了を告げる空気を読めない？アナウンスが流れたのには驚きました（Matt自身、ちょっと状況を飲み込めていなかったような）。その後、Adobeの林さん、Infoaxiaの植木さんを交え少しばかりMattと雑談。ちゃんと話したのは同じWaSPメンバーながら初めてだったと思いますが、Twitterでお互いに追いかけ合ってるよね？ってな感じで僕のことを知っていてくれたのには驚きました。土曜に秋葉原に行くんだ、と宣言していましたけど、収穫があったみたいで何よりです。