屯ちん池袋本店
著
数日前から風邪が原因と思しき胃痛の症状を嫁さんが訴え、息子ともども彼女の実家のほうに帰っています。そのため、料理が何一つできない僕は、必然的に夕食を外で済ませざるを得ない状態に(苦笑)。木曜の夜は突発的に同じ部門の同僚と、気になっていたお店の山海楽酒:およよに行き、久しぶりにお酒を口にしました。仕事の都合でこの2ヶ月近く精神的に疲弊していたせいか、すっごく楽しかったー。立呑み屋ではさすがに空腹を満たせなかったので、その後馴染みの東京麺通団に行きましたが(このコースはハマりそうで恐い)。でもって金曜は金曜で、唐突に他部署の同僚とラーメンを食べに池袋へ!最初は麺創房無敵家で食べるつもりでしたが、行列の長さにあっさり断念、屯ちんに作戦変更。いずれも僕はまだ行ったことがなかったお店なので、正直どちらでも良かったのですけども。
屯ちんの前にも無敵家と同じくらいの長さの行列ができていましたが、座席数が若干多いぶんこちらのほうが回転は良いだろうということで、しばらく待つことに。10分ぐらい待って入店、ラーメンの大盛りとチャーシューの券を購入。それからさらに5分ぐらいは待ったかな、無事3人横がけできるカウンターに通され、ラーメンにありつくことができました。味についてはまぁ普通に美味しかったのですけど、それよりこのお店で印象的だったのが配膳のルールっていうか。
並んでいるときから気づいていたことですが、食べていたお客さんが席を立っても、待っている客をそこに「すぐと」案内することをしないんですね。どういうことかというと、注文していた品の完成とほぼ同時に席に案内するというか、お客が座ると程なくラーメンが目の前に届けられるという。これは凄く自分にとって新鮮でした。ぎりぎりまでお客を立ったまま待たせ続けることの是非、については意見が分かれそうだけど、席に着いたとほぼ同時に麺が届くのはなかなか素敵だと思ったし、ちょっと感動すらしました。厨房で働く人たちの笑顔も見ていて気持ち良かったから、また機会があれば食べに行きたいと思います。