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Firefox Developers Conference 2008

MikeがOperaを使ってデモ中w

午前中〜昼過ぎまで会社にいたので、フル参加はかなわなかったのですが、Firefox Developers Conference 2008に午後から参加してきました。海外からもスピーカーを招いての結構な規模のイベントを参加費無料で主催されるとは、さすがはMozilla Japanと言わざるを得ません。僕が会場のベルサール神保町に着いたときには、ちょうどMikeが「今すぐ使える HTML5 の新機能」というセッションの真っ最中でした。Operaを使ってのデモは(Firefox開発者のためのイベントなのに)何の冗談かと思った、と本人に終了後伝えると、「逆にこれを機に開発者が発奮してFirefoxへの実装を進めてくれればいいジャマイカ(意訳)」みたいな答えが返ってきました。なるほど。

その後、パネルディスカッション「近未来ブラウザの形を考える 60 分 -ユーザエクスペリエンスの視点から-」と「Mozilla Labs etc... -新しいユーザエクスペリエンス-」というセッションに参加しました。Mikeの時間帯もそうだったけど、午後はパラレルセッションということで、各時間帯毎に2つあるセッションのいずれかを選ばなければならないのが辛い。せめて後日、参加者向けにすべてのセッションのスライドとか音声とか映像が公開されると良いのですが。パネルディスカッションは、まぁやはり時間的に厳しくて砂原氏が冒頭で釘を刺していたとおり、議論にはほど遠かったのですけど、個人的にはブラウザやそのUIの未来を考えるうえでのヒント、視点をいただく貴重な機会となり、ありがたかったですね。Webとブラウザと人間、その3者の関係性、とりわけ3者間にある境界「線」の位置や太さが今後どう変化していくのか、いろいろ想像してみると楽しかったり。

そのパネルディスカッションで、Aza Raskin氏が結構microformatsに言及していて、なかでもブラウザとコンテンツのあいだにある「卵と鶏、どちらが先か?」みたいな状況を打破すべきなのはブラウザ側だ、って断言していたのが印象的でした。その発言を聞きながら何気なくWikipediaにあった氏のプロフィールを見ていたら、なんとかの有名なJef Raskin氏のご子息、そして学歴から察するにメチャクチャ優秀なうえ、若い!!まだ23、24歳なのですか……ため息しか出ません(謎

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