第38回ひまわりコンサート
著
抽選で900名を無料ご招待するとかいう、太っ腹な千葉銀行主催の第38回ひまわりコンサートに母が当選したというので、そのおこぼれにあずかって行って来ました。というのも、今回の内容というのがジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子さんをお招きしてのコンサートだったから、です。若干の不安(いろいろな意味で)を覚えつつ、息子の面倒を父に託して、嫁さんと姉夫婦の計4人で会場の千葉市民会館へ。
寺井さんといえば近年こそ足が遠のいていましたが、一時期は職場の先輩であったM崎さんにお誘いいただき、六本木のアルフィーというジャズクラブへ聴きに出かけていました。単に演奏を聴くのみならずお酒も飲んでいたものだから、一回出かけると結構な出費(当時の感覚としてはね)になっていたけれど、こじんまりとした独特の空間のなかで彼女の演奏を間近に聴けるということで、3ヶ月に一度くらいは行っていたような。そのM崎さんのご紹介で、当時寺井さんと演奏を共にすることが多かったドラム、ベース、ピアノ奏者の御三方には、結婚披露パーティにて生演奏を披露していただいたっていう思い出もあります。
今日のコンサートでは、日頃の睡眠不足がたたり前半ではかなり気絶してしまったものの、15分の休憩時間のあいだにコーヒーを飲んで復活。後半はなんとか堪能できました。とりわけ名曲「リベルタンゴ」は懐かしく感じました。やはり生演奏は素晴らしいな……寺井さんの「追っかけ」でもまた始めようか、と思えたほど。しかし途中、弓の毛が1本、切れてしまったように見えたけど、大丈夫だったのかな?アンコールで再登場したときには、さすがに切り落としたように見えましたが。それにしても、アンコールに「千の風になって」が選ばれたのは予想外でした……周りの反応も「おおー」という感じで、受けは良かったと思います。