Operaへの期待

2008年10月12日 著

主にWebデザインとかWebアクセシビリティ方面で活躍されている方々で、僕もBlogを読んでいるうち3人が、数ヶ月のうちに立て続けにOpera Software（以下「Opera」）への参加を表明しているのが、ちょっと気になっています。

Bruce Lawson

WaSPつながり。6月13日付けのエントリ「Announcing a career change and life change」で、Operaへの参加を表明。あまりに唐突で驚かされたのをよく覚えています。彼のポストはWeb Evangelistらしい。

Henny Swann

WaSP/ILGつながりの彼女とは、今年3月にLos AngelesのCSUN、そして4月には北京のW4A会場でお会いしました。彼女は9月9日付けのエントリ「Hello Opera」でOperaへの参加を表明、ポストはBruceと同じWeb Evangelistですね。Bruceのときに負けず劣らず、驚かされました。

Jon Hicks

直接の面識はないけれど、特に英語圏でその名を広く知られたデザイナーの一人として、Blogは以前から読んでいましたし、Londonで@media 2006に参加したとき彼もパネラーの一人として登壇したセッションを聞いたことがあります。最近のトピックスとして、彼は10月9日付けのエントリ「and now… Opera」で、Operaへの参加を表明。かなり幅広い分野の業務を手がけることになりそう？Operaからスカウトされたことを明言している点は、興味深いです。

そういえばもう少し時間を遡ると、東京オフィスでWeb Evangelistとして働いているAndreasがOperaに入ったのも、今年に入ってからでしたっけ（IM越しにノルウェーから話しかけられ驚いたっていう）。比較的短期間のうちにこれらの方々が続々とOperaに入社している事実は、一体何を意味しているのだろう？などと詮索せずにはいられません。一つには、Webデザイン/Web開発方面に向けたブランド強化、アピールの一環として、同社が戦略的かつ積極的にその界隈で名の知られた人材を集めている、という可能性があると思います。どのような背景があるにせよ、これだけ素敵な人材が集まったからには、今後Operaや同社の製品がどう変化していくのか楽しみです……というか、期待せざるを得ないw